クルマのメカニズムを空想する子

戦前の四輪駆動車「くろがね四起」がレストアされた。米軍ジープや独軍キューベルワーゲンに伍してというには乗用車っぽい。しかしこの状態からの「走れるレストア」がすごいと感服した。

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というのも、ぼくはかつてクルマのメカニズムに詳しかった。

かつて、というのはおよそ小学校高学年までである。小学校時代はF-1やスポーツカー、乗用車はもちろん、オートバイやロータリーエンジンまでプラモデルを作りまくった。RCやモーターで走らせるより、精密に実車を再現する1/12スケール田宮模型が好きだった。

プラモを作らない時は「クルマのデザイン画」をノートに書いた。

シャシーデザインや動力源もいいが室内に興味があった。1/35スケールの横断面図、「ありたい自動車」を精密に、飽きることなく何台も何台も空想して描いた。そこにはエンジンやミッション、乗員レイアウトまで細かくあり、排気量別に室内長や室内高、ホイールベース、シートサイズやトランク容量まで計算した。フルフラットシート、トランクスルー、シートの跳ね上げまで書き込んだ。

だから後年、HONDAが「センタータンクレイアウト」を発明したとき「さすが!」と膝を打った。後席下部というデッドスペースにガソリンタンクを入れるアイデア。フィットが初だっただろうか。

クルマを運転するようになり、オーストラリアを一周以上走破し、アメリカでもルート1を何往復もした。だが自分で運転すると勝手が違った。渋滞でイライラし、歩行者や自転車乗りを呪い、雨の日や夜間は視力が弱いのでドキドキして…(笑)

運転にはあの頃のワクワク感がまるでない。

だからぼくの中の自動車好きはプラモとメカのデザイン画で止まっている。今は排気音の騒音がダイ嫌いだし、マナーの悪いドライバーはもっと嫌い。クルマ好きと聞くと敬遠しがちだ。だが町で名車117クーペを見かけるとジウジアーロデザインに見入る。綺麗に乗っているものだ。

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だが、乗りたくもないし、走らせたくもない。クルマは空想どまりでいい。しかしナンバープレート117ですね(^^)

せいぜいプラモですね。くろがね四起は数年前に田宮模型で1/48が出ているようだが、今秋発売の1/35スケールのファインモールドに興味がある。買わないとは思うけれど(笑)

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