I (アイ/愛)

疲労回復まであと数歩。いや十数歩…

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昼にごく近い朝食と早めの夜食はお粥だった。前者が味噌仕立て、後者は塩仕立てである。それ以外は内臓がゲートを閉ざしている。頭痛もひどい。文も書けず御朱印帳の練習もできずピノ子とも遊べず、ただぼぉとしてた。

字を読むだけで頭痛がするが、ネットで『ボルトの一人称は「俺」?「僕」? しっくりくるのは……イメージ作る役割語の活用法』を読んだ。英語の一人称は「I」なのに、僕やぼくや私や俺で訳される。ボルトはなぜ「俺」なのか。

全部読まなくてもこのネタは知っている。かつて沢木耕太郎が「なぜ江夏(投手)はワシなのか」という一文を書いた。江夏という大投手のイメージはワシ、スポーツ紙一流のイメージづくりの作文なのである。

つまり英語の「I」もひとつではない。文によって「I」はいろいろ変わる。たとえば、Iと言えば愛、I love youである。「ぼくは君が好きだ」と訳せば終わりだろうか?ちがう。

オレはオマエが好きなんじゃ。(居直り系)
ぼ…ぼくは、あなたを愛してます。(気弱系)
おみゃーのこと、でら好きだがや。(ニャゴヤ系)
あたしはあなたのこと好き。(女子だってたまには言う)

ニューアンスで訳文はもっと変形できる。

あなたが好き。でも… (butと言わなくても唇が言っている)
わしはきみなしでは生きてゆけん。(断定されてもね)
君にいてほしいんだ。(哀願されてもね)
わかってるだろう。(何を?)

派生して I am mad about you、この発音では「君に首ったけだ」だが、

I’m mad ‘bout’u(アム マッド バウチュユゥ)

と発音すると「おれはさぁ、おまえに首ったけさ」となる。つまり発音次第で「I」はオレにもワシにもワテにもボクにもなる。ま、人のことはいい。ぼくのI love you はどう訳すか、こうかな。

「君がいないとだめなんだ」

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