自分に信を置く行き方のなんと難しいことか

藤村厚夫さんのFacebookに久々に反応した。「久々の」という意味は最近ますますデジタルに興味が薄れてきたから。とりわけFacebookに…(-_-;

だが氏の紹介記事「デザイナーに必要なのはスキルアップではなくスキルチェンジ」は良い記事だ。

煎じ詰めると、単なるグラフィック・デザイナーやWebデザイナーという職が絶滅し、後進国にウェブで安く外注され、残るのはコアの部分、UXデザイナーや、プロダクトデザイナー、クリエイティブディレクター、そしてブランドマネージャーである。

確かにUX(ユーザーエクスペリエンス)は技術進歩がある。たとえばマウスオーバーすると動画が始まる(あれ大嫌い)。たとえばブランドアピールも「SNS心理学」が必要だったり。ただこのくだりは疑問があった。

最近の(つまり若い人)の方がUXデザイナーとしてスキルが高い。なぜなら彼らはまっさらな状態からUXデザインのプロセスを一通り身につけているから。

これは「教育」を受けると意味だろうか?スクールで学ぶから良いと言われると、それはせいぜい5年も保たない。それは歴史が証明している。さらに学ぶと型にハマり、自分で考えようとする前に教科書に何が書いてあったか思い出そうとする。教科書はほどほどに、常に本質を自分で考えるべきだ。

藤村さんのタイムラインに次のコメントをした。

スキルチェンジしないと「市場ニーズ」の変化には追いつかない。だが市場のニーズに合わせて生きることが自分のニーズに合っているのか?それだけじゃないだろう!と抗う自分がいます。いやそう思った時点で、もう世の中から取り残されて不用品になっているという現実もあり(笑)浮き沈みだらけの市場にも、沈む一方の自分にも、どちらにも流されすぎちゃいかんと思いました。

すると藤村さんからコメントバックがあった。

トレンド追いかけても幸せにはならない、でも、気づいたときに自分を不幸だとも思いたくない。自分に信を置く行き方のなんと難しいことか。郷さんは自信満々に我が身を行けばいいのでは?

ありがとうございます。この言葉を胸にして信じる道をゆきます。今は誰も認めてくれずとも、後世に残れるものをひとつ目指して。

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カラス一匹、オトコ一匹…(^^;

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