母という…

心療内科医と患者の資料で打ち合わせをした。人格障害、広汎性発達障害、うつ病、社会不安障害、強迫性障害… 心の病気の症例がてんこ盛り。ひとしきり終わり、先生が言った。

「あの…事件を起こした女優の息子さん」
先生が二の句を告げない前からぼくは言った。
「そうですね。あれはお母さんですね」
「ごーさん、よく飲み込みが早いですね」
「それはぼくも精神的に病んでいるところがあるからですよ」
先生は笑った。例の61才の女優の22才の息子がしでかした強姦致傷である。
「ぼくは四十代の女性を襲ったというところで『変だな』って思いました」
「そこに気づきましたか。あの女優さん、お母さんになることをしなかったから、息子が復讐したんでしょう」
「復讐ですか」
「はい」先生は断言した。「彼女は女優として働きたいから、彼が小さい頃面倒をみれてなかったんでしょう」
「夫もいないですよね」
「早く離婚したようですから」
「四十に近い年の息子ですね」
「仕事優先なんでしょう」
先生、ずいぶん情報通である(笑)ぼくが一番気になったのは、襲った相手の女性が四十代だったことだ。
「先生、彼はお母さんの年齢の人を襲ったんです。そこがピンときました」
「彼のような仕事でルックスなら、若い女性はいくらでも…」これは暴言(笑)許したもう。「それがあの年の女性だったところが、お母さんへの復讐ですね」
「ぼくは彼がお母さんが好きだからだったからだと思いました」

復讐にせよ愛情の裏返しにせよ「母に見立てた」のではないか。だが母はあくまで女優である。今日報道陣の前に表れたときは、黒い「衣装」を着て、まるで舞台挨拶のように深々とあたまを下げた。あれじゃ息子は救われない。

そう読み取るかどうかは考え方次第だが、この世で起きている事件の何割かが母が原因なのは間違いない。そして、マスコミも精神科医も的外れなことばかり言っているのも間違いない。

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原稿ばかり書いているとピノ子が恨むのも間違いない。

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