むつかしくなったらやめる。動き出せるようになったらやる。
被災地支援の「ぐるっとブレスレットワークショップ」、次回開催の2016年9月11日で終了します。開催回数はちょうど50回。よくやったと(自画自賛で)思います。今回で締める寄付金は、これまでの数万を合わせて、すべて熊本の震災被災地に寄付します。まだ1,800人も避難所生活だといいますから。
終了する直接の理由は開催場所の都合です。やはりアートマルシェ神田というマジックのある場所でこそ可能なイベントでした。どこででもいいというわけじゃありませんでした。
もうひとつは「むつかしく」なったことです。東日本大震災からもう5年以上経っているので説明が必要になる。その説明がむつかしくなった。それ以外の被災地に募金するのにも説明がいるし、開催場所にも説明がいるし…。説明なんかしなくても「つくってください」と言い切って始めるのがむつかしくなってきたわけです。ボランティア活動は説明不要でないと誰ものってきません。
おやおや、ぐるっとブレスレットを楽しんでいるのは、どうやらピノ子だけかも…
人を助けたいと思うのは、自分が救われないからでしょうか。誰しも救われないから生きるしかないのでしょうか。とすると、ボランティアとはそんな自分を越える崇高な活動です。
次に何かのボランティアができる時まで… (開催についてはこちら)