猫を遊ばせながらいろんなことを考える。
まず、当家の猫は「やんちゃ」である。遊び盛りらしく、ほんとによく遊びたがる。最近の一大ブームはビニールの荷造り紐だった。何十センチか切ってぐるぐるするだけですごく遊ぶ。切って切って!とせがんでくる。ブルーのアクリル紐はまだ好きだ。遊び方は「突進してくる」。飼い主も猪突猛進の性格なので似てくるのだろう。
ダイソーの百均ヘビにもハマりて、目も取れて首もちぎれて元をとりすぎた。ボワボワがついた棒もハマった。どうやら紐系がいい。それもぐるぐるさせる紐の先っぽではなく、持ち手に飛びかかってくる。「猫には手品が通用しない」。
穴を開けた段ボールで指入れはまあまあだった。だがボール系も袋もだめ。ゴムも好きじゃない。「遊び道具や素材は有限」である。よく言われる「遊びのローテーション」は当家には当てはまらず、飽きたらポイなのだ(^^;;
つまり日々「創意工夫が試される」今日はどれもこれも飽きたので、どーしようと思っていた。ふと手提げ袋の紙の紐と、ブルーのアクリルの紐を二本握ってぐるぐるしたら狂喜乱舞した(笑)1本ずつは飽きていても「2本なら新鮮」という不思議。
遊ぶ側の「体力や忍耐」も試される。こっちだって原稿を書かねばならない。時によっては遊びなのに鮮血がほとばしる。爪の近くの傷からはずいぶん出血した。
一度「痛い!」と声をあげたら、猫は恐縮して遊びに来なくなった。だから「引っ掻かれても我慢する」ことにした。
遊んだあとはスヤスヤ。「食う、寝る、遊ぶ」ざんまい。寝顔を見て「この子を守ってやりたい」と思った。孫代わりじゃない(笑)子供には夫婦仲が悪くて苦労と心配ばかりかけた。守りたいと思う余裕はなかった。ともかく生まれ変わったら「家猫になりたい」(笑)
猫に手品は通用しない。飼い主のありのままの人間力が試される。
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