握手はイヤイヤするものではないのに…
小池都知事が挨拶周りで出向いた都議会自民党のお偉方が「イヤイヤそうに握手した」と報道で読んだ。握手どころか「会わない」と隠れたお偉方もいた。
あらあらと思ったところ、先日聞いた「手を握るとオキシトシンが出る」という話しを思い出した。引きこもりの子や緘黙(かんもく=話さない病気)の子を持つ親の会でのことである。
参加者の奥さんが心身不調で、ある整体に通っている。夫も同じ整体に通う。そこである日整体にゆくと、先生に言われた。
「あなたの旦那さん、奥さんの味方だね」
どうしてですかと奥さんがききかえすと、自分の母より妻のことを思ってますよと言われた。そうなのかな…と思いつつ、その数日後である。夫が「手を出して」という。なに?と出すと握ってくれた。
「片方二分半、両方で五分」
何も言わずに片方ずつ手を握ったりさすったり。時にはぎゅっとする。それを二分半。そうするとオキシトシンという“絆ホルモン”の脳内物質が分泌される。それは、赤ちゃんを抱っこしておっぱいを出したときにお母さんから出るもの。そう整体の先生は説明して、整体に通院する人に広めているそうだ。
「ある不登校の子にその子のお母さんがしてあげたら、二分半後に黙って、もう片方の手を出してきたんですって。数日続けたら、部屋から出て来るようになったそうです」
当の奥さんも夫から数日間してもらったら睡眠障害が治ってきた。ぼくもやってもらえる人がいたらいいなと思うと、あることに気づいた。
うちの母と父では1000%無かったろう。ぼくの結婚でもなかった。オキシトシンを出す前に手を握り合うことができない。親子ならいくら喧嘩しても血のつながりがあるからできるが、一度絆が切れた相手と手を握り合えるのだろうか。
いわばプレ•オキシトシンが必要なのだが、出るものなら握り合う前に既に出ているような気もする。
うわぁ!オキシトシン!
音楽療法と脳科学を学んで、習得した言葉でした!
私もちょうど書こうと思っていたところ!先を越されました‥‥笑
「愛しい想い」を伴う「触れ合い」は、やはり良い脳内物質が出るらしいですね。
「愛する存在がある」という事実が、最高の自分への癒しになる、そう教わりました‥‥。
おお!イシンデンシンオキシトシン(笑)
コメント、ありがとうございました。mimoさんのオキシトシン、届きました(^^*)
先週行ったときの家族会の三時間半を、今テープ起こししているのですが、
そのまま書くだけで出ると思います、オキシトシンいっぱい。
いや…涙も。ちょうど、みんなが泣いちゃったくだりを起こしていました…
弱い人に気づいたら、人はやさしくなるものです…