どうやら外は雨が降っている。トイレに行ってまた寝付こうとしたら、ガサゴソと聞き慣れない音がした。
今朝未明、2時半頃だ。なんだろう…とキッチン兼廊下の電気をつけると、隅のラタンの引き出しの上に置いてあったレーズンパンをかじるやつがいた。
こらぁ!猫の盗賊だった。
これまでやられたことはなかったのでショック、というか泣きたくなった。なんでそんなに飢えているのか…
躾でピシっとした。そのおかげで夜、ほとんど眠れず、ウトウトするとひどく孤独な夢をみた。この猫は大食漢で、缶詰ひとつぺろりでむさぼり食って2時間も経たないうちにみゃおみゃおいう。カリカリもやる…だから太ってきた。ここ2-3日特に激しく、あげくにパンまで襲撃された。
さすがに悩んだ。
ネット情報で「ちゃんとした食生活をおくらない」とあさましくなるという説明があった。安い缶詰は栄養バランスが悪い。それもありなんと思って、少し高めのフレークを買ってきた。それもぺろり。
猫飼いの先輩に聞いてみた。すると…
「栄養価が高いと腎臓をやられるし、『今食べないと』という生活の名残り、性格でしょう」
むしろカリカリで十分だと。そーなのかなあ…遊びが足りないのもありそう。かなり遊ばないと満足しない猫である。ふと思いついてビニール紐を切った。それを出すと…
ものすごくじゃれた(笑)ほんとものすごく、こんなじゃれたのはなかったかも(^^;)
ゼロ円の単純な紐でよかったんだ。心臓が飛び出るまで30分以上遊びやがった。おかげで今スヤスヤ寝ている…^^;
教訓。シンプルでいい。人も動物も現代は過保護になりがち。愛情さえちゃんとかければ、食も家庭も学校も仕事も、少々過酷でも耐えられる。カリカリちょこちょこ、時々缶詰でいってみよう。ごめんなさいのつもりでたくさんナデナデした。猫の歯形のパンはもちろん食べた。
しかし自分の子にここまで悩んだだろうか…
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