今朝、トイレでしゃがんだら「趣味」という言葉が降りてきて、フッと力が抜けた。
「かみのみか」は趣味でやればいいんだ。わははは〜〜趣味だ、紙遊びなんて趣味じゃないか。チカラコブを入れなくていい。興味のおもむくままにやりたいことをやればいい。それじゃないとだめなんだ。
そう思えたら、ふぁ〜っと肩の力が抜けていった。肩の上に猫が乗ってきて、重くなったが(笑)
この気持ち、どう説明できるか。「趣味に生きる」とは違う。諦めて脱力するのではない。「趣味と実益を狙う」のでもない。そんな不純な思いではない。英語のhobbyの語源である「木馬のオモチャ」、一心不乱になれるというのともちょっと違う。
それは「自由になれる」という意味だ。たとえばプラモデルのパーツは、ランナーと呼ばれる樹脂の枠に固定されている。枠からカッターやニッパーでパツンと切り外されて、部品として使われる。いくら自由といっても、部品であり完成モデルの一部である。
つまり「趣味でやる」とは「自由人 but 役に立つ」というのが近い。
今日も開催した「ぐるっとブレスレットワークショップ」も趣味である。手づくりで被災地支援なんて趣味の極地。しかも今日は場所を内神田に変えて初日。先月は20数名もご祝儀で来てくれたが、今月は来ないだろうな…町はお祭りだけど。
今日のメインは工房の坂井さんと打ち合わせで、ぐるっとはおまけでよい。おかげでコストの勘違いがわかったし、手数料の新•取り決めもできた。販売品も増やす。競争力のある価格設定で攻め込む。御朱印帳のPR先も決まってきた。
しかし商店街の人通りの多さにびっくりした。祭りがなくても押し寄せる人の波…もっと工房を活かせるはずだ。新しい宿題を得た。
ぐるっとの参加者はたったひとりだったが、趣味だから嘆くこともない。趣味らしく一心不乱にやればいい。
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