生意気に一眼レフを使って画像を撮ったものの、画像をPCに移せないことに気づいた。

ギャラリーを閉める時にカードリーダーを捨てた。10年以上前の品で、この際お役御免と思った。譲ってもらうPCにコンパクトフラッシュのスロットがあると思っていたのだ。だが無かった。ドジである。しかもカメラとパソコンをつなぐケーブルもない。SONYのデジイチは独自規格なのでケーブルもそんじょそこらに売っていない。
だからエレコムのメモリーリーダーを買った。
たった600円でコンパクトフラッシュもSDもミニSDもマイクロSDもSONYのメモリースティックも、ほぼ何でも差し込んで転送ができる。すごいもんだ。しかも顔がかわいらしい。
この顔を見て思った。いろんな人を受け入れてハブになって、つなぐ。そういう人がいる。
たとえば面倒見の良い人や、リーダーや社長、親方や政治家、運動の監督、学校の先生もそうだろう。差し込む側の人はいろんなタイプがいる。
大きな人も小さな人もいる。薄い人も厚い人もいる。昔の規格の人も今の規格の人もいる。メジャーな人もマイナーな人もいる。汎用タイプの人も独自孤高の人もいる。それはまあいっぱい。どんなタイプも受け容れて、力をひとつに結集させてPCという目標につなぐのだ。
ぼくにはとてもできない。ハブってタイプではなく、自分は人を受け入れるスロットが無い。そもそもぼく自身、どこにも挿入しにくい規格かもしれない。挿入部分が壊れているかもしれない(苦笑)
道具の世界では規格は少ない方が使いやすいけれど、人間は同質同類ばかりではつまらない。個性があり、生きかたが違うからおもしろい。型に収まらない人がいるから退屈もしない。
ぼくはそろそろ記憶保持動作が怪しくなってきたが、最後までPC筐体の中のハードディスクのように安心安寧の稼働はできそうもないな、と諦めたりしております。
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