パキラよ!

思いきって出直せばいいーそう見切ったとき、切断する勇気がわいた。

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ことばという会社をつくったとき、cherryさんと黒澤さんから記念樹をもらった。パキラである。最初はこんなにフサフサしていた。

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水をあげすぎたのと日照不足(パキラは熱帯が好きみたい)で、葉に病気が広がり、幹に水分がなくなってきた。

そこでざっくりと刈った。鉢も植え替えた。生きながらえることができた。1−2年前だ。だが鉢を置くギャラリーが閉鎖するのでコイツをどうしようか…と思っていた。このままでは持ってゆけない。置いてゆくのも可哀想だが… 折しも「ことば」という個人会社も清算する。負債はないが人を雇うこともないので、個人事業主にもどる。ネットの情報を探ると「再生力が強い」「ざっくり切っても生きる」とある。

この機会にバッサリやろう。小さくして持って帰ろう。そう思った。

そこで土を掘り患部に指を入れた。3本中2本の根は腐り、1本にすがるだけだ。癌細胞を引き剥がすように、からまる2本の幹を切除し、生きている1本のみを小さい鉢に植え替えた。胃の全摘をして食道と腸をつないだようなものか…^^;

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電車で家に丁寧に運んで思った。「生き物を育てる」ことは、およそあらゆることに通じる。

水はあげすぎず、枯れさせず。肥料や土も適当がいいし、日を当てて「がんばれよ」と声をかける必要もある。それは人と仕事をしたり、人を育てることに似ている。事業を育てることに通じるのはもちろん、良き夫婦を続けることにも通じている。

確かにどれもぼくはだめだった。だから一度切断して、やりなおそうか。

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1本残って「これで幹を太くできるぞ」と思えるか、1本だけになって「さびしい、ムリだ…」と思うか。どっちもあるよ、人間も植物も。ただ、うちはポカポカで苺も生き残っているから、独りじゃないよ。

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