最後のイベント

ようやくあれこれが収束してきた。

かみのみかウエブショップのサイトの修正•更新が終わり、初受注•初出荷もした。特許申請は明日やれば終わる。プライベートでは銀行通いも終わり、弁護士助手との悶着もひと段落した。

ほっとして久々の手づくりをした。

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右と左、どっちが好ましい?右ですよね〜。御朱印帳の表紙貼りで、芯にする黄ボール紙に薄目の和紙(千代紙)を貼ると、裏が透けてくすんでしまう。それを避けたい。千代紙自体に裏打ちをするのはごもっともだが高い。ぼくはとても安いやり方を思いついた。

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タネを明かせば「たった紙一枚の差」。一枚入れるだけで明るくなる。地の色を隠すことができる。人生をどう生きるかも、紙一枚•紙一重の差なのである。何もせずに「地のままで生きたい」もいい。なんとかして「一段自分を上げる」のもいい。そんなことを思っていると、cherryさん現る。てっきり今日も来ないと思っていたのだが、月末処理のために来たそう。開口一番、何を言ったか…

「あたしの机、ぐちゃぐちゃじゃない!」

工作作業をしていたからな。道具や紙を机に散乱させていた。ぼくは謝りつつぶちまけていたものを片付けた。そして言った。

「だってさ、人生は毎日がイベントなんだ」

彼女はそんなぼくの言葉を無視して、月末締めの作業をしだした。ぼくは引き続き御朱印帳キットの説明書づくりをしているうちに、ハタと気づきあった。

「そうだ!」
「何?」
「イベント、もう来週からだ!」

手•紙 te kami』、紙のワークショップ、我々のギャラリーの最後のイベントである。おもむろに2人で展示レイアウトを考えだした。出展者も仲間ばかりで、気楽には構えている。夕方に営業と講師業があるので、彼女にまかせて出掛けた。歩き途中でふと考えた。

人生が毎日イベントだとすると、それは、誰が開くのだろうか?

他人のイベントに乗って生きるのはたやすい。乗れるイベントかどうか見極めればいいのだ。でもそれで満足できるだろうか?

一方、自分からイベントを開くのはたいへんだ。成功すればリターンはあるが、そう簡単じゃない。ギャラリー閉鎖、時間切れ、最後のイベントとなることもある。

「最後のイベントは家族に開いてもらうものだ」

cherryさんがポツリと言っていた。その通りだ。だからこそ最後までイベントにこだわりたい。

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