かつて同僚に変な褒められ方、ないしは皮肉を言われたことがある。
「郷さんは仕事を作ることがうまい」
某社でサラリーマンをしていた時分、新規事業を始めたばかりで仕事らしい仕事がなかった。そんな中でもぼくは仕事をしていた。何をしていたかさっぱり忘れたけれど、何かをしていた。その会社で干されたときもぼくは何かしていた。次の会社でブラブラしているときにも、何かをしていた。
ふと思う。世の中には二つの仕事人タイプがある。自分で仕事をつくれる人とつくれない人だ。
今週は月月火水木金金まで詰まっているので、昨日今日で前倒し前倒し前倒し作業をした。主には創作なのだが、他にもいっぱいある。画像は月〜水までのスケジュールとやること、買い物リストを順不同で書きなぐった。作業が詰まってくるとぼくはこれを書く。床屋やごみ箱購入まで、事の大小を問わず、やることをすべて書き出す。
改めてみるとまだ落ちている。
御朱印帳ワークショップ、あつみけさんへの手紙、大家への家賃と更新料の送金、内神田のトイレ掃除…。木〜金はギャラリーの毛糸と身の回りの片付け、トラック運搬、講義がある。自宅でオンラインショップの開始に伴ってやることは決済名義変更、包装材料購入、プリンタ設定、特許申請…
確かにぼくは仕事つくれるわ…^^;
さらにふと思った。小さなことばかりでも仕事がつくれる方がいいのか、ぽーんと忘れてやる時にはがぁーっとやる方がいいのか。わからないけど前者は小物、後者は大物と言えるかも。ぼくは極小の小物である。でも仕事をつくれない人は自営業や管理者に不向きで、使われる人にしかなれないともいえる。それで何が悪いの?と言われればそれまでだけど。
日曜の夜にこんなこと書いてないで原稿修正せよ!とメモに命じられた。なあんだ、仕事に振り回されているだけか…(^^;;
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