小さき者たちのオリンピック

こんなに金まみれ、商売まみれのオリンピックなんて、まだやる必要があるのだろうか。

…と問い掛けたものの、やるんだろうな(笑)せめて「小さき者たちのオリンピック」を考えてみた。

まず大都市で開催は禁ずるのだ。人口10万人以下の田舎町に限るとか、鳥取県みたいなところでやるとか(あ!ごめんなさい、悪意はないです…鳥取ファンです…^^;)施設はすべて既存の施設や自然環境を使う。ちっちゃな地方スタジアム、草の生えているグラウンド、市営のプール、綺麗な河川を使おう。

宿泊施設もでっかいホテル投資なんて馬鹿げたことをやめよ。ひなびた旅館や民宿を活用しよう。民泊で稼ごうぜ。地元との交流が大切だから。交通手段も基本は電車ですね。ローカル線をつかってほしい。乗り合いバス、乗り合いタクシーでいいじゃないか。地元をぐるぐるしてもらって、美味しいものをたくさん食べてもらえばいい。

種目もド派手•ドでかいスタジアムを使わなくても小さくて地味でいい。サッカーの代わりにフットサル。ホッケー、ラクロス、ビーチバレー、弓道、ドッジボール…その開催国や地域特有のスポーツを入れてもいい。

絶対条件は「プロ選手禁止」である。そもそもアマチュアの祭典だったはずだ。マラソンの“市民ランナー”川内優輝選手の気迫を見習おう。基本は自費参加、宿泊代くらいはみてあげる。入賞したらそこそこの賞金をあげればいい。

「スポーツで交流」をテーマにしてもいい。競技だけでなくスポーツ教室を開いてお客に教える。観るだけでなく参加できると楽しいし教室収入も稼げる。

こう書いてゆくと、民族の祭典が聞いて呆れてしまう。現実として小さい国でできない。いったい「どの民族」の祭典なのだろうか?

ロゴなんている?どでかいスタジアムいる?困っている人、打ち拉がれている人には廻らないお金ばかりを稼いで、丸いはずの地球はどんどんいびつになってゆく。

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