It

It is very ひどい実話だ…(^^;

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久しぶりの1000歩遅れの読書術は『“It”(それ)と呼ばれた子』である。冷たい地下室に追いやられ、服も食べ物もロクに与えられず、ガスコンロで焼かれ、汚物を食わされ、仕舞いにはナイフで刺された。すべて実母の子への虐待である。カリフォルニア州北部の町デイリーシティ、父も兄弟もいる普通の家庭で数年に渡って虐待された子、デイヴ。その幼少期の凄惨な記憶の実録である。

アル中がトリガーらしいが(明瞭に書かれていない)、恐ろしいのは母だけでなく、よくあることといわれるが、兄二人は弟が虐待されるのを当然だと思っていた。唯一理解者の父は無力だった。ボソボソと言うだけで助けられず、やがて家を出て離婚してしまう。残された子はイットと呼ばれ凄惨な目に遭う中、学校からの通報で公的施設に救済される。

いろんな疑問が湧くが、まずなぜそこまでされて逃げ出せないか?

恥辱、家出の勇気がない…と色々と理由はあるが、誰からも助けがないと、子は(いや成人だって)すくむ。家族が皆そうだから、自分に落ち度があると思い込む。しかも実母である。自分の創造主に向かって歯向かうなんて考えられない。時々起こる監禁事件で「なぜ逃げ出せないか」も同じ心理が働くのだろう。

兄弟がなぜ助けないか?

恐らく集団リンチの衝動と恐怖に支配されている。周りと同じなら安心できる。歯向かえず、やればやったで快感ももてる。しかし葛藤はないのか?兄弟愛って実は薄いからな…おっと、我が身のことです…^^;

なぜ父は弱いのか?

それは女の国カリフォルニアだからだろう…(苦笑)どっちも虐待源になりうる。ただ、両方でなくてよかったねデイヴとしか言えない。

さらに問題なのは家庭で問題がある子に限って、学校でもいじめに遭うものだ。せめてその後の生涯が幸せな日々であること祈ろう。子供の日を控えるゴールデンウィークにはうってつけの読書である。

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