人称問題

鼻炎がキツいが、創作はラクになってきた。

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この陽気で桜は咲き、猫はさかりがつき、ぼくは鼻炎だ。今日はこの春一番の花粉DAYでした…(^^: より強力な鼻炎薬を買い求め、創作に打ちこんでいる。

今回も悩んでいる。試行錯誤の原因は「人称の問題」である。一人称と三人称をいったり来たりした。

主人公の視点から物語を進行させるのが一人称で、当然彼もしくは彼女が見たことや聞いたことしか書けない。それがどうも窮屈で…書いては捨てた。登場人物の活動が描きにくいし、つい「書き手の考え」を書いてしまって文がくどくなった。

そこで主人公を突き放そうとした。

一人称でも主人公の心を描かない手法がある。探偵沢崎を主人公にした原りょう氏の一連の作品がある。沢崎が「こう思う」という表現がない。彼の感情はそれとなく「行為」や「会話」に埋め込まれている。沢崎の感情が描かれないから、作話には自由もある。探偵小説の最後のどんでん返しも、他人事のように三人称的に書ける。

これをあえていえば一人称未満、「0.8人称」とでもいおうか。

しかし書いてもまだしっくりこない。なぜだ?と思えば、ぼくは主人公の相方の話しが書きたいことに気づいた。「主人公がちがうぞ」(^^; おいおい、いまさらか。

でも三人称、つまり「彼は/彼女は」で書きだすと、途端に息ができた。エピソードは出てくるし、人びとが動き出すし、おもしろくなってきた。小説の原点は三人称である。ただ物語が陳腐になりがちだし、作者の考えを持ち込むと途端につまらなくなる。

三人称の変化球として、誰かひとりの心理だけを描き、その他の登場人物は神の目で書く手法もある。3人称以上だから「3.2人称」とでもいおうか。

いろんな書き方があるが(複雑なので省いたが二人称もある)大切なことは「自分が書きやすい」こと。書きやすければおもしろくなる。自分がおもしろがらず読者がおもしろいはずはない。

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