父として…

ちょっと遠くへ出かけた。夜更けの上り電車の車内は、出張族のオトーさんばかりだった。

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どう見ても日帰り出張サラリーマンばかり。行った先はある地方だが、東京からは2時間くらいだから日帰りは当たり前なのだ。

寿司とビールで座席テーブル酒宴するお二人。プレスマンのシャーペンを握って、小さな字で手帳の予定を埋める人。iPadをスワイプしながら考え込む人。ノートブックですらすらメールを送る人。

日本人て勤勉だ。でもちょっと心配になった。オトーさん達の家庭は大丈夫だろうか?

今日は、家族の心が崩壊して苦しんでいる人びとの話しを聞きに行った。母と子、父と子、母とその母…いろんな葛藤があり、意思の不通があり、沈黙があり、溝があり、隔絶がある。詳しく書けないが、原因のひとつはぼくのような、そしてこの列車にいっぱいいるような、仕事漬けの父たちだ。

ぼくは子供に何をしてあげただろうか。

土曜も日曜も働き、勉強してあるいは一人で出かけて…。子どもが幼い頃は一緒に遊んだけれど、決して多くはなかった。思春期には話しかけづらい時もあった。妻は「あたしは頑張っているのにあなたは何もしない」とよく言った。そのうち何も言わなくなった。子供達は、今日会った人びとの子供たちの何十分の一だと思うが、それでも荒れた。今は父のぼくより皆まともだけど(笑)。

子が荒れる原因は母子関係の方が父子関係より何倍も多い。もっと遡って、母の母との関係にあると言われる。もちろん夫婦関係という手強いものもある。

家庭の崩壊の原因はいろいろだが、父としては、子と漫画本を読み合うとか、キャッチボールするとか、サッカーの試合を観にゆくとか、ミスドに行くとか、仕事する姿を見せるとか、できることはもっともっとあった。

なにしろ愛することはひとりではできない。言葉や心や態度でキャッチボールして増やすしかないのだ。

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日本はお土産も「会社仕様」が多いように見える。家族向けのお土産ってなんだろうな。そんなことを思って帰ってきた。

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