ぼくがビジネスサイトに連載をもってた時の担当編集者H氏が書いていた。
メディアが支持されるポイントは「最速」「最強」「オンリーワン」「毎日やる」のシンプルに4つで、これまでは凡人でも努力で達成できる「最速」「毎日やる」に注力していたけど、それだけでは厳しくなっている。
彼はYouTubeのチャネルを持つが、その登録者が1万人を超えたそうだ。凄いですね。もっと頑張るためにどうすればいいか考えているというのが引用文。意外なほど粘っこい人だったんだ。お見それしました〜(笑)
ぼくのブログもメディアだとすれば「毎日やる」は最強レベルである。あと数ヶ月で(タイトルや内容を変えながら)10年になる。最初の4年はビジネスがテーマ。コンサルを辞めたのでそれも止めた。今のかたちにしてからは6年、文が上手くなりたいという狙いはほぼ達成し、偉大なるマンネリ継続というタモリや黒柳徹子のようなプロのキモチもわかった…(^^:)
だからこそH編集者も悩む次の一手を、ぼくも仕込む時期である。
今800字くらいの文を毎日書いているが、SNSやツィッターのせいで皆さんの読解力が落ちているのを感じる。画像や動画の認識機能ばかり強化すると、抽象化思考が弱くなりますよ。ネット上の拙い文ばかり読むから作文もできなくなるのです。どんなジャンルでも付和雷同のブームばかりなのは、ネットに冒された自分に自信がなくなったせいでもある。
といって市場に背を向けるわけじゃない。短文で他にないものも書いてゆこうと思う。
H氏の言う「最強」はムリでも「オンリーワン」ではありたい。ことばの仕事は今、世の中でももっとも儲からない仕事のひとつであるけれど、ちょうど芳林堂(書店)倒産というニュースもあってオチこんだけれど、ぼくはことばでがんばりたい。