鬼は心の内にあり。ゆえに心を鬼にすべし。

人生も仕事も押し詰まっておる。とりわけ今日明日は心を鬼にしてレポートを上げなければならぬ。決められた締切日はないが、求められる前に出さねばならぬ。だから今日は心を鬼にしてがんばった。

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おかげさまで何とか目鼻がついた。明日見直してから製本して提出する。どうもお世話になりました。

しかしテープ起こしもせにゃならんし、創作修行はしたいし、講義資料も考えておきたいし、中小企業診断士更新研修はあるし、ギャラリーの仕事はうっちゃるしかない。意外と忙しい立春である。

さてタイトルはふと降りてきた言葉だが、哲学者兼日本画家の瑠璃白さんに激賞された(^^)

怠惰、傲慢、言い訳、明日にまわす、食べ過ぎ、飲み過ぎ…。心にはいろいろな「鬼」が常在菌のようにはびこるものだ。その鬼は強い。心の中の「やったるで免疫」「生きたるでホルモン」が減少すると、じわじわと心を覆い尽くそうとする。

何しろ鬼の日本語は「陰(おん)」に由来するそうだ。陰にありて目には見えない邪気、それが鬼である。だから実体はない。「コヤツっ」っと刀で幽霊を斬るように実は空気に過ぎない。それは自分の中にある恐れや弱さなのである。

陰から日へー心を鬼にして鬼退治をせにゃならぬ。なんなら鬼ぎりを握ってゆこうか(-^^-)。疲れておる、許せ。

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だが鬼であり続ければ必ず福がくる。「災い転じて福と成す」といい、鬼を退治した「残り物には福がある」のだ。

鬼も福もどちらも心の内にある。どちらを出すか、どちらで生きるか、あなた次第。心もとないというあなたには河鍋暁斎作の『百福』をどうぞ。日本橋榛原でお買い求めどーぞ。ぼくは買いますぞ。

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愛する人とこうして暮らせるその日まで、がんばろう。

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