社会に生きるーそれはシンプルなことを守ることだ。
今夜はASEAN留学生就活講座の日。1月〜3月は「就職直前準備講座」月間。内定をゲットした留学生を対象に、電話マナーから経営情報まで、実践的な就職準備をしてもらおう。10回程の講義のうちぼくは3回受け持つ。予定テーマは「メモをとる」「社会人の勉強の仕方」「初期に成功体験をつくる」。
今日はメモをなぜ取るべきか、メモの取り方、議事録のまとめかたや本当のTo Doリストまでたくさん余談をぶった。
ところが、遅刻者が多かった。
リストには13人とあるのに開始時間は3人。ポツポツ集まって9人まで揃ったのは開始後30分弱経過。ぼくの講義は順不同雑談漫談でやるんで支障はないが、それにしてもだ。講義がつまらない時の抗議という意味なのかと思って黙っていた。
だがアカネさん(主催のMP研スタッフ)は強い(笑)最後に「ひとつ言っておきたい」と前置きしてホワイトボードにこう書いた。
「遅刻をすると失うものが3つある。ひとつはお金。給料から引かれます。二つ目に信用。一度失くすと元にもどせません。三つ目。仕事を失います」
ぼくも今夜に限ってジャストインタイムで着いたが(腹痛のせい)いつもは15分前に来ている。社会人になって遅刻したことはほとんど記憶にない。どこでも20〜30分前に出社した。イヤな日も心を切らさないために踏ん張って行ったものだ。
帰りの電車で読んだニュースに『ソフトバンク松坂投手が40m遠投』があった。昨年故障で登板できなかったが今年は復帰できそうという話し。ところがそのニュースの関連リンクに『松坂、寝坊で練習に36分遅刻』とあった。昨年3月の話しで、罰金は18万円だった。
この寝坊の後「投げられない」と判明して彼は手術を受けた。結局1球も投げずに年俸5億をもらった。誰もがダメだなと思った。
やっぱり遅刻には「何か」ある。それはクビにつながっている。
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