Black Starを予言したデヴィッド•ボウイ

彼の置き土産は黒い★、星塵のクリエイティブに圧倒された。

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昨日ぼくは熱と頭痛で朦朧としていた。だからイヴェントで参加者の「…が死んだって」という呟きが耳に入ったけれど、スルーした。脳に入って来なかった。帰宅後もあっと言う間に寝て、翌朝つまり今朝起きてネットをつけると、その話題でいっぱいだった。ああ…死んだのかやっぱり。

そういや新譜が出たんだな。彼の最後の音楽が聴きたくなった。電車の中でyoutubeで『Black Star』を観た。鳥肌が立った。その映像と音楽と存在に圧倒された。デヴィッド•ボウイはまさに独創だった。

その足でタワレコに行って一枚だけ残っていたアルバムを買った。レジで星に向かって香典を投げた。最後のアルバムの発売と共に星に逝くなんて、それも黒い星なんて…

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このアルバムは聴く者を黒い星に飛ばせる音楽である。浅い批評は受け付けない分厚さがある。そこで彼の生涯を(知る限りで)リワインドしてみた。

彼は存在がクリエイティブだった。ミュージシャンという肩書きを越えて、存在が作品でありアートワークであり、演じても比類なき個性だった。その時代の存在でありながら、時代を常に超えていた。グラムロックとかファンクとか、スタイルを変化する音楽はいろんなレッテルを貼られたが、彼は彼だった。彼が時代の空気を吸いこんで吐き出すと、常にそこに創造があった。時代を音楽で表現してメッセージに高めるーそれがボウイであり続けさせたものだったと思う。

するとこのアルバムは彼が星になるという遺書ではなく、現代のいや少し先の時代は“黒い星の時代”だというのだろうか?地球という青い惑星が黒い星だというのだろうか?Black Starのヴィデオには幽霊のように踊る人々がいた。骸骨がまん中にあった。今日も地球のどこかでテロがあり、欲望で汚染されている。そのメッセージは重く、すぐ向こうの現実である。

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余談だがこのアルバムのライナーノーツが音楽に負けず劣らず美しい。黒一色なのだが色んな黒がある。光をあてて見える黒、あてると見えなくなる黒。おもしろい。

彼のお陰で活が入った。熱も風邪もぶっとんだ。創作とはこの世で一番凄い力があるのだ。ぼくも創作をしよう。RIP。

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