あかびと

ごーさんはだと思うともんちほしが言った。そーだなと思った。

新年だから名刺を作った。切れそうだったからという理由以外に一部変えておこうと思ったからだ。自由業ゆえ名刺も自由。政治家のごとく名前のみの表面、裏は「ことばのデザイナー」という身の丈に合わない肩書き。印刷会社の余り紙で刷って切って出来上がり。

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地味な色じゃつまらないんでピンクの紙でもつくった。

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悪ノリしてクリーム、薄茶、グレーも作った。各色隠し持って相手の顔色を見て、シックなあなたはグレー、沈痛な君にはブルー、明るいあんたはピンクねと渡したい。調子にノって色色選べる名刺の商売はどお?と仲間に言ったが、知らんぷりされた。

へこたれずにFacebookにアップすると、お色に惹かれてイラストレーターのもんちほしさんがやってきて、こう書いてきた。

郷さんの色、赤だと思うな。

そうなの。放っておくと赤いモノばかり選ぶ。眼鏡ケースにIKEAのスチール引き出しにスニーカーに靴下に…。手製本のカバーもスマホのカバーもみんな赤。独立して最初に作った名刺はプライク(プラスティック•ライクな紙という意味)の厚手の赤。好きだった。

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赤は白を混ぜても赤が残る。黒を混ぜても赤黒く、青を混ぜても赤紫、黄色を混ぜても橙色と、赤の痕跡が残る。他の色に染まりにくい。

赤、それは血の色。肉を赤く染め、人を熱くたぎらせ、止血しても滲み出る。命の流出は赤色である。

赤い人は良く言えば熱血、実際は独りよがり。赤っ恥をかくこともいとわない。赤裸裸に恋をすることもある。赤面しながらも生き続ける。なんで青い人や白い人がついてこないかわからない。だから赤い人は自分の赤さを持て余す。

赤は火である。炎である。つまり赤ちゃんみたいな人、それが「あかびと」である。ぼくである(笑)

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