恋の病い

恋は病である。がんに似て完治はむつかしい。想い焦がれて身体中に転移することもあれば、外科手術で切っても再発することもある。がんと違うのは治癒しない方が幸せってことだ。

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一昨夜『恋の病い』という27年くらい前の仏映画を半分観た。

髪結いの娘がナスターシャ•キンスキー、コケティッシュな表情がホント魅力的で、彼女が老人と言っていい年の蝶ネクタイきゅっと結ぶ洒落者のがん専門医のアタマを洗うわけだ。離婚協議中の老医師は、この“奔放なる美女”に恋して別宅に囲うというか同棲というとウーンと思うけどとにかく住まいだす。ところが老医師に首輪でつながれた研修医のクレマン君がいて、これがマルチーズみたいにかわいい男である。どうしようもなく彼女と恋に落ちる。ここまで観た。

今朝起きるとネットでも恋の病いがやっていた。

ほほう…と思ったが原稿のことでアタマがいっぱいなのでうっちゃったが、ちこちことニュース見ちゃってハハンと思った。彼の方は離婚協議中でそれは恋じゃなかったんだから仕方ない。離婚できればいい。それだけのことだ。彼女の方は明るいキャラが裏切られたって?そんなのイメージづくりという虚構仕事のことだ。スポンサーを裏切れない恋なんてするな。騒ぐほどのニュースじゃなかった。

ほんとの恋は罹患した瞬間にわかる。

映画でもファーストシーンは電車の中である。マルチーズみたいにころころ眠りこける彼を彼女が見て微笑む。覚めた彼はうつらうつらする彼女の横顔から目が離せない。だから離れてもまた出会いがある。

方や老医師は、美容室で他の美容師から「彼女綺麗でしょ」と“奨められて”声をかけた。爺さん一流医でお金あるから一流レストラン誘って落として…そんなのは恋もどきで恋しぐれ。がんばれ研修医。

真性の恋がんは大腸がんや肺がんほど多くない。罹る人はマレだ。だから成就するまでツラくてもがんばろう!ぼくもがんばろー!

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