リトル伊丹十三

乗馬靴のことを調べたら伊丹十三に当たった。なんのことじゃい。

google検索に「乗馬靴」と入れたら、「内田樹の研究室」のエントリー『伊丹十三と戦後精神』に当たった。どっかに乗馬靴のことが書いてあるのだろうが、これがまたなが〜い文なので面倒になった。次のくだりに目を留めて読むのをやめた。

ひとつのジャンルの仕事だけでは、どうしても「自分が何をしたいのか」がうまく捉えきれなかった。だからひとつずつジャンルをずらして、さまざまな方法を踏破することになった。ジャンルをずらしながら、伊丹さん自身が「いったい自分は何をしたいのか」を探っていたのではないか。(一部略)

伊丹十三とは映画監督、俳優、CMクリエイター、イラストレーター、デザイナー、ドキュメンタリー映像作家…など多彩な顔を持つ人だった。多彩ゆえにとらまえどころがないから語れない。内田氏の文はキホンそんな流れだが、鋭くツッコミが入っている。

彼はただ多彩なだけでなく、自分がしたいことを明らかにするため、ジャンルを変えていたのではないか。彼は巨人だから、明らかになったしたいことは「戦後精神」という一筋縄では語り尽くせぬものだった。

たいていの人は「自分がしたいこと」がわかっているのだろうか。

年始に手帳を買って目標を書いて日付を入れる。そんな几帳面な人にはわかっているのか。「したい柄の洋服」を着る人もいる。脱がすと実体はちがうのである。「したいことがわかんなよ〜」と目の前の壁を削っている人もいる。モグラみたいだ。掘っていればいつか地上に出るんだよ。日がさして死ぬかもしれないけれど(笑)

IMG_4721

実はみんな、恋愛したり転職したり引っ越したり、リトル伊丹十三になって、したいことの周りをあちこち歩いているのだ。乗馬靴を探して伊丹十三に当たるように迷って。

でもこの年の瀬に誓う。ぼくはワンジャンルで「したいこと」をしたい。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中