鍋底の真実

ミもフタもない鍋だが、ソコには真実がある。

掃除が日課である。窓や扉、机や椅子、出窓も台所も拭き回る。バスにトイレに洗面所も、そして床はモップ。まるで修行僧ですね。

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大半は水拭きだが、浴室などはクエン酸水を使う。排水溝は重曹水を使う。それぞれ適量を水に溶かして洗浄剤をつくる。クエン酸は溶けやすいが、重曹は溶けにくい。いや、クエン酸も粒粒が残ってスプレーノズルが詰まったことがあった。

そこで水を温めて溶かしてみたらパッと溶けた。我ながら良いアイデアと思ったが、ある日、ボトル内に黴が生えていた。冷ましきらずに入れたせいか…

しばし考えた。冷ますよりも、じっくりやろうと思い当たった。なんのことはない、常温水で溶かすのだ。

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入れておくと分子同士がなじんでくる。そのタイミングで「鍋を揺らしてやる」余計なエネルギーをかけるのはマイナスだ。

それは人間関係や組織に通じる。

たとえば昨夜のサッカー日本代表の試合だ。前半、なんじゃこりゃ?という、格下相手にリズムもなければ工夫もない、拙い攻撃に終始した。「熱もなく」「分子(選手)同士が混じり合わない」。だが後半に柏木選手が入ると動き出した。「揺らしが入って混ざり合った」のだ。

結果を出そうと力を入れれば入れるほど、うまくゆかない。淡々とやりながら、ここぞというときだけ揺らしを入れる。するとまじりあう。だんだんそのタイミング、その力加減がわかってきた。

たぶん、この感じはあらゆるものに通じている。

コンサルの仕事はまさにそう。顧客を変えようとすると変わらない。眺めてやらせながら、ここぞのポイントを見極めて薪をくべる。燃え加減を見る。仕事だけではなく創作や料理、恋愛関係もそうだろう。

どうすればそれができるか?ぼくに訊くのはヤボというものだが、ひとことでいえば「なるべく自分を減らす

口を減らし、出番を減らし、手数を減らす。

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