腹八分の愛

なにごとも腹八分がいい。わかっちゃいる…

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女優の霧島れいかさんがテレビ番組で「離婚していた」と明かした。よく知らない女優さんだけど、いま43歳でかなりの美人。37歳で結婚し、6年続けたのちに「解散しました」。どんな結婚だったかわからないけれど、彼女のコメントにひかれた。

「愛情というものを間違えていたんですよね、いろいろ。過去を振り返ると、ある程度、手放すことが愛情だと思っていて。次に恋した時は、ある程度、手放して。腹八分ぐらいができたら、ちょうどいいんだろうなって」(スポニチ

つまり腹八分じゃなかったってことだ。彼女か彼はあるいは両方が目一杯恋をした。まるで血圧計のようにポンプをポコポコ、びゅーんとピークが訪れた。幸せだった。だが気がつくと、すーっと落ちてすれ違いが増えた。記事のコメントからそう想像した。

ここに、やっかいな一般相対性恋理論がある。

恋するとは上ることだ。相手を思い慕うことだ。でないと恋じゃない。だが行き過ぎると相手は負担を感じる。面倒だな、と引き出す。すると追う方はますます追いかける。追う方がピシャリとされるのが先か、疲れしてへたるのが先か。そこで愛はしぼむのだ。だから八分目にしておきなさいという。

結婚がゴールであり墓場だというのは、良くも悪くも「終わって静まった」ことをいう。静まれば相手のことも自分のことも見えてくるのだろう(たぶん_^^;)

霧島さんは別のインタビューで印象的なことを語っていた。

(役者として)私は「削る」作業をしていくんです。ここは相手の芝居だと思うと、自分は作りすぎない。出過ぎちゃいけないところを見極めて、ちょっと下がる感覚です。

自分は下がる。相手の芝居と調和する。だから観客は違和感ない舞台を見る。舞台のふたりもきっとそうだ。自分を削ることが愛すること。お腹のぜい肉もしつこい恋脂も落とす秋に。

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