赤と緑を色合わせしよう。ボーダーかストライプか…なんとなく十字に切ってみようか。今日は和紙のがま口の試作である。
型紙を折って四つに切る。ほっほっほっ…かんたんじゃろう(^^* そして型紙に合わせてパーツを作る。
パッチワークにして縫い合わせてゆく。久々にパッチワークしたんでちとズレた。許せよ手づくりの同胞たち。
ちくちくしていたらふと思った。ミャンマーの民主化を応援してがま口を捧げようじゃないか。
今日はミャンマーの国民投票の開票日である。アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟が勝利をおさめると見られている。彼女は1988年に民主化運動を始めたというから30年近い年月の末の勝利である。
ちくちくなんとか完成。ところでなぜミャンマーか?
それは赤と緑でミャンマーの国旗を思い出したのだ。調べると黄色もあった。そこで内袋は黄色にしてみた。国民民主連盟の旗は赤一色らしいが、だんだん染めてゆけばい。
手づくりしながら何かに思いをはせるのがいい。
アジアの平和ではなくても、今朝のお味噌汁美味しかったなあとか、はるかぜキッチンのコロッケ食べたいなとか、カダイフっておもしろそうだとか、なんでもいい。自分の心に錘を垂らして、心地よく何か考えることができる。それが手づくりの良さである。
アウンサンスーチー氏は軍事力ではなく、独裁でもなく、あくまで民衆の力で国を良くしようとしている。手づくりは民主主義に通じる。なんとなくそう思った。
和紙でつくる『がまぐちくちくワークショップ』、作りたい方、どうぞ来てください。