一枚の羽根

今朝、屋根の樋にとまった鳩を見ていた。遠目が良くなったせいで鳥の姿が羽根一枚まで見える。素晴らしいじゃないか。するとこやつは羽ばたこうとした。

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そのとき、詩片らしきものがおりてきた。

君は
一枚の羽根を落とした
それは
ぼくを貫いたナイフだ
君は
ぼくの翼に印をつけた
君は
ぼくから自由を奪った
君は
空へ昇る風を吹かせた
それは
上空への矢印であった
それは
ぼくを浮かせる合図だ

そして鳩は飛んだ。どこへ?決まっているじゃないか。

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人は
自由な鳥をうらやむ
人は
飛べない不幸を恨む
では
飛ぶ鳥は幸せなのか
僕は
どこにでも飛べるが
僕は
どこにでも飛べない
そこに
とどまる幸せがあるから
そこから
飛ばない幸せもあるから

一枚の羽根を持ち続けられるーそれがほんとうの幸せなのだ。

鳥には母鳥と父鳥からもらえる羽根がある。羽根がない人はどうするのだ。もちろん運命の人がひらりと落とした羽根をつかみ、それを肌に差すのだ。流れる血は誓いの神酒だ。羽根を一枚一枚増やして、飛べるようになるまで、愛を育てるのだ。

今朝は手術疲れか流感か、発熱した。夜になっても頭が熱く重く痛い。恋の熱ならいいのに…おやすみなさい。

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