ラグビーにはすべてがある

一夜にしてラグビーファンになった(^^*)

昨夜、ラグビーW杯イングランド大会、日本対サモアの試合を視聴した。iPhoneの画面だけど、すげええええええー!感動した。日本は強かったけど、それよりラグビーってこんなに熱いのかって。正直、サッカー日本代表の試合っていつもフラストレーションがつのる。ラグビー代表は強いし、ハラハラしてもやられてもスカッとする。

まず彼の澄んだ目に惚れた。五郎丸選手。

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ラグビーというスポーツがそうさせるのだろうか。よく見ると山田も大野もリーチ主将も、みんな良い目してる。勝ちたい欲望でギラギラしてない。勝つためにどうしてきたかという自信。どうすれば勝てるのかという思考。勝つことにひたむきなスピリッツ。

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ある元ラガーマンが「ラグビーはスクラムだ」と言った。ボールの奪い合いじゃない。力と力がぶつかりあいだと。サモア戦のスクラムはことごとく日本が押した。「ピアノの練習と同じでやっただけ上達する」と日本チームのスクラムコーチの言葉が紹介されていたが、スクラムにはパワーばかりかアートもあるわけだ。

その元ラガーマンはこうも言った。「ラグビーにはすべてがある

攻撃と防御、怒りと冷静、友情と競争、練習と練習と練習、そして闘争と礼節。そして喜びと涙もある。

その元ラガーマン、順天堂大学の山高篤行医師の体験が素晴らしい。東医体3試合目の対日大戦で起用されたのが、2年生の山高選手と佐藤選手だった。強豪と当たる4試合目以降に、控えを出して主力を温存する作戦だった。

「佐藤は優しい男なんだ。試合中に『やっつけろ!』と俺が言うと『お前ってひどい奴だな』と言ってさ」
山高氏はあの試合を遠い目で思い出す。

日大戦は控えの起用でも楽勝と思われた。だが我々ふたりの組む右サイドは弱かった。押されて浮き足立った。前半でまさかの2点差のビハインド。ハーフタイムでは皆が動揺していた。監督はスクラムが弱い佐藤に替えて正選手を起用しようと言った。佐藤はがっくりと肩を落とした。その時だ。主将の横田は監督を制して言った。
「監督、黙っていてください」そして佐藤を見た。「今日は3番佐藤正一で勝つ。正一、わかったな」
後半が始まった。開始直後、トライで逆転。佐藤は相手のスクラムに必死で耐えた。終わってみれば大勝だった。
恐らくその時、二人共、肩で泣いていた。

諦めず、貫き、助け合い、そして自分に勝つ。ラグビーの試合終了を意味するノーサイドとは、勝ち負けを突き抜けて何かを得ることなのだ。

※山高氏が順天堂大学医学部ラグビー部に寄稿した文と、彼の語りを合わせてまとめた。

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