レアセルフ

数日遅れの誕生日プレゼントをcherryさんがくれた。どうもありがとう。

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秋葉原に新しくオープンした『PABLO』のチーズケーキ。なんでも「焼き加減」が売りで、レアとミディアム、表面を焼いたプレミアムの三種があるという。

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昨日から仕事いっぱいで疲労に甘味がしみる。レアはとろ〜りが売りだけど、まあパッケージ写真ほど溶ろけてなかったな(^^)でもふんわ〜りおいし〜い。勢いおしゃべりが「レア」になった。

「Xさんが帰ってきたんです」
「それはよかった」
「一時はホームで自殺願望もあったそうですが」
「ああやっぱり…」

Xさんは心の病気に罹っていた。自殺はだんだん積もって最後にふと来るものなので、本人もいつ来るかわからない。来なくて良かったですね。どうやってトンネルを抜け出られたの?

「ナマの自分を知ったからだというんです」

ナマの自分、つまりレアである。チーズケーキにぴったりだ。

数年前、ぼくとcherryさんは会社を辞めた。上司の価値観や仕事の存在意義に共鳴できなくなったからだ。ナマの自分で生きるのが大切だと思ったからだ。だからレアな生き方をしようとした。

レアな生き方、つまりナマの自分らしく。

いいでしょう。でもレアな生き方には困難もつきまとう。結果として会社を辞める確率が高まる。自分がしたい生き方を知ると、たいてい組織が一番嫌なものだからだ。一人だと収入は落ちるし、つらい時も来る。自分を律する陰の苦労も高まる。ぼくは家族からも離れた。傍目から見れば悲惨である。

でもそれは幸せに近づくことでもある。

レアな自分の価値観(ぼくなら愛すること)を守るためなら、苦労はありがたい。がんばるぞって思える。お金は欲しいけれど、収入至上主義でもなくなる。100%レアに生きるのがむつかしければ、バランスをとればいい。ぼくの執筆の仕事で言えば、商業文はレア度は3割、世間度は7割。その代わり創作文はレア度9割。売れるかどうかは別だけど(^^)

今の時代、心の病気には誰でもなりうるし、薬物療法や認知療法も必要。恥ずかしくない。誰だって心はそう強くないんだから。心のかさぶたを剥ぎ取ればいいの。ナマの自分をとろーりと出そう。“レアセルフ”とでもいうか。そうすれば自分も他人も社会も、違う尺度、違う風景で見えてくる。

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