あなたからXXXを取ったら何が残る?

少し暑さが弛んだ今日、医師のインタビューの仕事で東北に出掛けた。

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新幹線ホームへのエスカレーターで、懐かしい岡本太郎の“湯”のロゴを見つけた。しばらく前にこの村に何度か出掛けた。懐かしい。次の創作物語にもここは絡ませたいと思っている。ぼくにそれを早く書けという“お告げ”なんだろうな。

昼下がり、東北の某県での医師インタビューは滞りなく終了した。理解すべき人格を理解し、聞くべき項目をカバーした。そして表紙の“肖像”の撮影後、2〜3の追加質問タイムを頂いた。それで尚色々わかった。さてでは…と言いそうになって、ひとつ聞き忘れたことがあった。訊いてみた。

「先生は『医者からメスと薬を取ったら何が残る。残ったものが人間の本質である』と言われましたが、先生は何が残るんですか?」

先生はほんの1秒考えた。そして「XXXですね」と言いきった。簡潔にして核心的な答えだった。さすがである。

外科医からメスを取り、内科医から薬を取ったら何が残るだろうか?カルテ?白衣?聴診器?サンダルはだめですよ。なんにせよ残るものがその人を表す。これをそばで聞いていた稲垣カメラマン、後でうーんと唸っていた。

カメラマンなら、カメラを取ったら何が残るか?

かつて彼の師であった篠山紀信氏は「カメラがなくたって俺は写真が撮れる。俺の目がレンズだ」と豪語してたとか。かっこ良いけれど、かっこ良すぎるので「紀信伝心」だろうか。

では我が輩という作文家はどうか。PCだろうか。PCが無くなったら何が残るだろうか。

うーん…弱い頭、単語が出て来ないメモリー、関節炎の手と指。視力の乏しい両眼…たいしたもんが残らないなあ。

いや「しつこい檄文」は残る。こってり文ですみません。「おもしろおかしいキャラクター」は残したい。稲垣カメラマンにも、ぼくの長編創作第一作でのキャラは褒められた。「ごーさんはしつこさがイノチだから、細部をもっとしつこく書いたらいい」と金言ももらえた。ありがとうございます。ぼくのモチーフである「現実的な空想物語」をあと2つ3つは書きたい。

ぼくに残るものは、ことば。ことばで恋と回り道と苦悩を書きたい。

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新幹線もキッスするしね(^^*)。あなたもXXXを取ったら何が残るか自問自答しよう。

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