上得意を待ちながら

不条理劇の『ゴドーを待ちながら』では、二人の浮浪者が木の下でゴドーを待っている。結局ゴドーは来ない。それだけの筋である。ゴドーとは神(God)と言われる。それは神だったのだろうか?(劇中では明かされない)

 

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一方ギャラリーアートマルシェ神田では、二人の婦女子が「来ないな」「来るはずよね」と、トルソーの首よりも首を長くして待っていた。待つ身はつらいが、幸いにもまだやることがあった。

舞台づくりならぬ売場ヅークリである。

明日から始まるアジアン小物とちくちく小物の展示販売イベント「colorful raindrops〜雨にSwing♪展〜」の準備である。展示会主宰者のDukriさんとcherryさんがあれこれ作業していた。

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そのトルソーはこのイベントに合わせて購入したばかり。主宰者の意気込みが伝わってくるじゃありませんか。トータルコーディネート良し。扉にはアジアンデコレーションを施して、お客様をお迎えしたい。

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商品は過去の展示よりもパワーアップしている。だから展示も値札付けも在庫管理もたいへんなのだ。

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しかもこのテーブルコーディネートをみよ。明らかに特定の顧客ターゲットを見据えて、お奨めする品の平場提案である。実は頑張っているのは明日のオープンに向けてだけじゃない。上得意のお客様をお迎えしようとしているのだった。

ところが…二人の婦女子がここまでデコしても、やって来ない。

来ないねえ。来ないわね。怒るぞー!(^^)

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上得意のお客様は、会議が長引き、さらに金融機関の方々と打ち合わせだという。結局、ゴドーと同じく来なかった。

がっかりするな。こう考えてみよう。明日から上得意様がたくさんやってくる。そのために今日の展示作業があったのだ。

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そこでぼくは思う。あの劇のゴドーとは神様だったのだ。それはお客様(は神様)だったのだ。次回からは「お得意様デー」をつくってみよう。そのお客様だけでなく、ごひいきのお客様に展示会オープン前に来てもらって、お茶とお菓子をつまみながら、ゆっくり選んでもらおう。

お客様とはなかなかやって来ないが、来るときには来る。そういうものだから。イベントは明日から7月5日まで。

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