立地の真実

立地の良い悪いは、もともとあるのだろうか?それとも変えられるものか?奥深いものがある。

ASEAN留学生就活“架け橋”講座、6月のテーマは『お店をつくろう』。二回目の11日は『立地』の講義をした。

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立地や商圏分析というと、ハフモデルだのライリー法則だの、つまらないことばかりになる。それも少し語ったけど(^^;)、「風水」にピンときた留学生がいた。「家やビルの“気の流れ”」のこと。要は人を近づける場かどうか。川があるとか、谷だとか気にする人はする。

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仕事場の近くにあるラーメン屋は、この場所で何代目かの店である。過去、いずれも撤退した。今のお店もお客はいつも少ない。何が悪いのだろうか?100m離れた並びの繁盛ラーメン店と比べると、味のイメージ喚起力、店名、店が見え過ぎること、中途半端に店内が広いなど、劣る点が見える。

味を別にすると、ポイントは風水ではないか。

町や街区は何十年、何百年の歴史を背負っている。よっぽど革新的な商品やサービスの店でないかぎり、そうは変えられないのだ。引きずってしまう。

だが「ぜんっとかえ(全取り替え)」という手もある。

資本力にモノをいわせた市街地再開発である。今までの街区を根こそぎ買収し、大きなビルを建てる「立地創造」である。江戸以来、東京が建て替えが好きなのは、実は風水を根こそぎ変えて、儲ける形をつくりなおすためなのではないか。

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さて演習は「立地を選んでお店を開こう」架空の地図に6つの立地パターンをつくった。A〜Fから選んで店を提案してほしい。

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振興のショッピングタウン、郊外の中心町、ちっちゃな駅の寂れた商店街、工場立地、お客が郊外に逃げた駅前百貨店のテナントなどである。生徒はどれ選ぶのかなあ…と思っていたら、工場立地と中心町だった。

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工場立地は土地が広く、質より量、低価格、大きな駐車場、夜間などがキーとなる。2チームはコンビニ、焼肉屋をという答え、どちらも悪くはない。あんまりおもしろくないけど(^^;)

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中心町の徒歩5、6分の空き店舗は「元蕎麦屋で店主が急死した」という条件をつくった。隣はイタ飯とカフェで、飲食店でなく、なぜコンビニを?答えが傑作だった。

近くにラブホテルがあるから

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こいつら、留学生のくせに、なんでこんなこと知っているんだ!(笑)

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立地は「そこに欲望をもつ人間がいる」から考えよ。これは真実だ。どうもありがとう!

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