自治三訣

医師の言葉をテープ起こししていたら後藤新平が出て来た。先日読んだ李登輝の本にも出て来た台湾総督を務め、東京市長や内務大臣として近代日本をつくった、明治から大正にかけての大物である。

その後藤新平がボーイスカウトの初代総長だという。倫敦へ洋行した際に見たボーイスカウトの訓練に感銘を受け、大正11年(1922年)に全国少年団をつくった。しかも団の礎となる立派な言葉を残した。

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人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そしてむくいを求めぬよう」自治三訣(じちさんけつ)と言われる言葉である。分るようで分かりにくい。どんな意味なのか。いろいろ調べた。

一行目は「依頼心という弱みを抑えて、自分の身は自分の力で始末をつける」という意味である。これは分りやすい。二行目の「人のお世話」とは社会奉仕である。「社会奉仕をするにはお互いに理解しあい、社会利益のために働かねばならない」。三行目はその続きだ。報いとは損得勘定であり、権利や権益である。報いを求めるから人は争い、戦争をする。だから「求めず争わず社会奉仕をせよ」。詳しくはこちらを。

人のお世話にならぬよう=自助
人のお世話をするよう=互助
むくいを求めぬよう=自制

我が身を振り返ればどれも高いハードルである。転んでばかりだ。人にも社会にも迷惑をかけている。まだこれからもかける。嫌な思いもさせるだろう。小さなお世話(ボランティア)をしても報いを求める心がムクムクしてくる。どうしたら三訣ができるのだろうか?

答えはボーイスカウトにある。それは自然である。

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自然に親しむと胸が膨らみ、人を包容する心が育つ。雅量(おおらかな心)と同情心が磨かれるという。なあるほど、それは頷ける。花草木土のある自然は清々しい。鳥の鳴き声や虫の飛び交う道は癒される。まさにボーイスカウトの活動である。せめて夜道のモクレンよ、我が阿呆ヅラを照らしたまへ。閃光フラッシュ!(^^)ピンボケすみません…

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三訣を実行するにはもうひとつ策がある。三訣を持つ人と共に生きればいいのだ。

幸いにもぼくの周りには何人もいる。実はそのうちひとりをまた怒らせてしまったが、雅量を持つのでまた赦してくれた。コウベが上がらない。せめてその人の三訣を少しでも支援できるように生きたい。

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