ケースメソッドと抽象化を武器にして

2015年4月からのASEAN留学生就活講座は7期目、丸4年となる。それを機にもっと良いものにする。切り口は二つある。「ケースメソッド」と「抽象と具象の往復運動」である。

「ケーススタディとケースメソッドは全然違うもんです」

ある方がふと言ったのを聞き逃さなかった。うーむ…昔KBS(慶應大学ビジネススクール)の人がそんなこと言っていた。だがうろ覚えであった。どう違うのかを調べてみると…こりゃ違うわ。

ケーススタディは「教えて覚えさせる」。事例を作ってポイントを講義。質問は投げかけるにせよ答えはある。講師が「こうですね」と説明して終わり。

一方ケースメソッドは「討論を通じて考えさせて、つかませてゆく」。質問の答えが疑問になり、質問になり、また疑問になり…と拡散して深まってゆく。答えはやがてポンと出てくる。講師の期待を超えるものであるなら尚いい。

こりゃケースメソッドだと改心して、メソッド講義を勉強中である。過去3回程はメソッド寄りに変えてきている。わかってくれたかなあ。もうひとつのヒントは宮本夫人から来た。

この就活講座はMP研究会の主宰で、その設立者は宮本さんである(故人)。宮本学校の夫人からポンとヒントが飛んで来た。

「抽象と具象の往復運動。理論やツールを教えてもいいんじゃない」

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閃いた。昔、先輩の横田均さんにも教わったことだ。建築現場で高価なトイレを傷つけない方法を現場所長が考案した。所長はジマンしていたが、ダメだよそれじゃと横田さんは所長に言った。なぜか。

所長はひとつのトイレ事例で終わっていたからだ。トイレだけでなく、高価なシンクとか、輸入物のデザイン蛇口とか、傷を付けないで施工できてナンボじゃと。つまり…

普遍化せよ、抽象化せよ。そこから普遍的な真実を抜き取り、他に応用せよ。

抽象化こそがビジネス地頭を良くする唯一無二の方法である。ツールを含めて、抽象化を講義に入れてゆきますわ。どうもありがとうございました。

ケースメソッドと抽象化で、来期の講義はかなり良くなることが約束された。これほんとう。膨大な知識や情報はネットやWikipediaに転がっている。百科事典のホリエモンに任せておけばよろしい。覚える必要なし。

常に本質を見抜くことーそれができるヤツがいつの時代でも最強である。

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