期待の発明と問題の発明

切って貼って剥がして楽しいマスキングテープが今夜の講義テーマ。この開発のきっかけは“○○の発明”だった。

ASEAN留学生の就活講義、まず手づくりから。留学生たちはほとんどiPhone使いである。そこでiPhoneのケースをマステでデコろう。

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テープをめちゃくちゃに貼ってるけど、大丈夫マンさん?(^^;)実は貼りまくったのはツーンさんだったけど…実は上手にまとまった。

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テープに絵を書く発想!チャンさんは絵上手!デザイン好きなんですね。デコパージュをしてから講義へもどろう。

mtで有名になったカモ井加工紙のmtの開発物語も有名である。マステと言えば車や建築塗装用しかない時代、3人の女性が倉敷の工場に見学にやってきた。「私たち、マステが好きなんです!ぜひ20色つくってください!」と彼女たちが言って以来、多色多種多様なmtが大ブームになった。一流デザイナーが起用され、mt博では女子が倒れるまでマステを買い、フランスを始め世界各国に輸出されている。何十億円、恐らく100億円市場の誕生となった。

そんな話は聞いたなあと言うだろうか。では君はマステの再発明に近い発想を一度でもできただろうか?この成功事例のキモは何だろうか?講義で次の質問を投げかけた。

「○○の発明」の○○に言葉を入れてください。

○○は市場や需要や使用など…“男の発想”の答えが出た。ちがう。女の発想をせよ。暮らしから考えよ。楽しいから考えよ。答えは「問題の発明」または「期待の発明」である。

よく「本質を見なさい」とか言うがそれは違う。むしろ本質も何もかも忘れなさい。そこから“問題”や“期待”が生まれてくる。合理的な人からは合理的な発想しかでない。暮らしに期待のない人には期待の発想は期待できない。

講義では「水泳帽」の例も挙げた。水泳帽はゴムのおむつを製造していたフットマーク社が「子供を見失う問題」「髪の毛でプールが汚れる問題」に気づいて、発明した商品である。

一方JINSやZOFFによって眼鏡が安くなり複数持つ人が増えた。それは「複数なら安心」「眼鏡でおしゃれがしたい」という期待を発明したのだ。

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手づくり好きのぼくは「工作用ボンドのノズルの再発明」のアイデアを語った。ここには問題があるのだ。するとチャンさんが「おぉ!」という発想で応えてくれた。ええわこれ開発しよう。講義から富が生まれるだろうか…(笑)

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