身近な自然を守る方法

身近な自然を守るにはどうすればいいだろう。お金もなくて、行政も政治もだめならば…

江戸からの奇跡の森、開発で伐採』という記事を読んだ。大田区鵜の木1丁目、住宅地のど真ん中の旧家とその庭(森)が開発で失われる。記事では江戸初期からの地であり、戦争でも焼けず、8,423平方メートル、580本の木々は区民の憩いの場だったが、所有者(親子)が亡くなり、相続した親族が不動産会社に売却した。反対運動も実らず、12階建て278戸のマンションになる。ブログ『天明家の森の終焉』にわかりやすいイメージ図がある。

相続税が重かっただろう。森に愛着がなかったかも。残念だ。でも「守れ守れ」と言っても金はないし、行政も無力。歴史ある緑が損なわれ、緑地面積稼ぎの植樹がされ、公園もどきになる。それはここだけの問題ではない。

どうすればいいか。答えはシンプルだ。もっと利用すればいいのだ。

このブログによれば、所有者の天明家は豪農で、面影を残す母屋と庭園は開放されていた。もっとたくさんの人が訪れれば違ったかもしれない。イベントを開催したり、緑の保全にボランティアがいれば違ったかもしれない。現にトトロの森はそうしている。

宮崎駿氏が私財を投じて“トトロの森”こと『淵(ふち)の森』を守ったのは知られる。ちょうど今日、そこで早春の下草刈り」があり、全国から260名のボランティアが笹を刈り取った。訪れて労働して自然を楽しむ。これが保存活動だ。宮崎さんは「保全活動は近所の人が自然をどう思うかで決まる」と言う。

緑は人が訪れて楽しんで手を入れないと廃れる。呼吸ができなくなる。

トトロのファンは全国から来る。それもいいけど、近所の緑に目を向けよう。ぼくも千葉や都内の緑を楽しんでいる。

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近所には大きな森の公園がある。鷺や鴉や燕が飛んでいる。

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隣町の植物園では初夏に薔薇も咲く。

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都内の公園の森で息をした。

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都内の植物園には南半球のけったいな花が咲いていた。

ぼくは政治も議論も嫌いだ。だが自然を楽しむだけで自然に自然を保護できるのだ。それならできる。

でもぼくがゆく市立植物園には、ボランティアがなかった。そこで自治体にお願いしたい。保全したい緑に、住民参加のボランティア活動を組織してほしい。お金も権力もなくてもできることがあるから。

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