iPhoneを切る。

厚紙をいかに切るか?そこには剣の道に通ずるものがあった…ぼくの剣はカッターですが…(^^*)

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今日のte kamiのワークショップは『iPhoneピアノスピーカー』を作った。iPhoneのお尻の小さなスピーカーの音声を増幅して、ナチュラルな音を楽しみながら充電もできる優れもの。音は良い。ココ請け負います。

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素材はすべて厚紙で、それも普通のグレーや黄ボールみたいな安い厚紙じゃない。GAファイルという高価な紙。それも620kg=厚さ1ミリのものを2枚合紙した、密度の高〜い堅〜い紙である。

堅いので厚紙パーツは印刷会社のハイデルベルク断裁機でプレカットしてもらう。だが曲線は切れないので、ぼくが手切りしておく。直線でもコツも力もいるので、参加3名中、手づくりに慣れたKさん(半分くらい切ってくれた)を除き、ぼくが切ってさしあげた。手間がかかるので4名限定のワークショップなのである(連絡無しキャンセルが一名いたが連絡してくださいね…^^;)

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この厚紙をいかに切るか?何度も引いて(10回くらい)切るのだが、いくらやっても切れない人がいる。それは刃全体に力を入れているからだ。切ろうとして力が分散しているのだ。

ぼくは自分の腕と手とカッターを分析してみた。すると刃先の一点に力を集中させていた。カッターの刃の先端を紙に押し当て、エネルギーを集中させて、引く。すると切れる。

そこで剣豪ならぬ、ある心臓外科医の言葉を思い出した。冠動脈バイパス手術の国内トップ外科医はこう言った。

「ものをとらえるには作用点と支点と力点があります。心臓外科の場合、作用点と支点が同じ点なのです」

先端が作用点、力点は持つ親指と人差し指、支点は中指と考えられる。メスを直線運動ではなく円運動のように近づける。患部に触れた時、手とメスがひとつになる。力を配分する3つの点がひとつになる。全てが刃先に集中する。だから切れるのだ。

もちろん外科医ほどの技じゃございません(笑)。だが別の分野、たとえば料理人の包丁にもこれと似た、素材を殺さない集中があるはずだ。大工の鋸や布地を切る仕立て屋にもあるだろう。そんな空想をして切るのが楽しい(笑)下の画像はKさんの作品。

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切るのはぼくらに任せて、パーツ接着だけでも楽しいiPhoneスピーカーづくりに来てください。次回は12月2日(火)午後のみです。

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