人生の魔法の粉

急に南国に旅立った。初めて乗ったJetstar。安い割にサービスは悪くない。

IMG_4042

小さなキャビンではCAが身体をかがめて窓を、伸ばして頭上の荷物入れをチェックし、救命胴衣の説明をするCAの働きぶりを見ていたら、スカイマークがミニスカートをはかせたことがどんなに的を得ていないか実感した。ちゃんと経営しないとダメなのだ。

なぜ南国へ行ったか。義母が逝ったからだ。その娘と必ずしも関係が良好でない中、親族でいっぱいの田舎の葬儀、顔を見せにくいところではある。正直、ちょっと臆した。だがアイロンを礼服にかけて思い直した。

IMG_4037

スチームが出なくなったアイロンに、クエン酸を溶いた水を入れて掃除したのが数日前。その時は開通しなかった。なあんだ…と思ったが、なんと…

昨夜かけたらシュパー!と出るじゃないか。ちゃんとやろう。人生の仕切り直しのためにもそれが必要だ。

哀感を込めて焼香して、親類縁者にもできるだけ礼節をこめた。ぼくは人見知りする賑わいが嫌いなタイプで、親類縁者はどこもかしこも苦手だから、そこそこがんばれた程度である。許してほしい。しかも読経で正座していて、気が遠くなった…(笑)

義母とは必ずしも心が通じていなかった。なんでなんだろうな。女手一つで3人の子を育てたたくましい人だったから、ぼくのようなお金にうとい文科系のフラフラ人間は嫌いだったのだろう。他にもいろいろやったしあったし…

そんなこんなを三途の川に流せというわけじゃないが、水をとってごめんなさい、ありがとうございました、ご迷惑をかけました…とお祈りした。

息子や娘が勢揃いして会うのも数ヶ月ぶりである。ありがたかった。せめてもの救いは、皆良い子に育ってくれたことだろうか。これまで世の中にいてそれだけはやった。

しかし、シュパ〜ッと出たアイロンのスチームのようなクエン酸が人生にもほしい。魔法の粉を溶かして、詰まった人生のパイプにそそいでおく。すると翌朝には詰まりが解消して、きれいな人生管をまた歩けるようになっている。

その魔法の粉が何かわかっている。脱法だか違法なんとかじゃないよ(笑)。次こそ失敗しない。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中