人の色

ギャラリーの部屋にいたら、同じビルで働くストーン下村さんが上がってきた。手に分厚い画集を持っていた。

「これ、utte文庫に寄贈させてください」

iro1

「楽園としての芸術」展(上野森の東京都美術館 〜10月8日)の展覧会画集である。彼女の子の絵が載っている。喜んでutte文庫に登録いたします。どうもありがとう。

iro2

そういえば展示会には『中央線』や『総武線』とタイトルされた絵があった。中央線はオレンジ色、総武線は黄色と電車には固有の色があるが、ダウン症の子の絵筆にかかると、元の色はほのかに残しつつ大胆にチェンジされ、窓もボディも自由色だ。ゴットンゴットンを色にした感じ。cherryさんがページをめくっているとこの絵で止った。

iro3

「タイトルもおもしろい。“さいとうさん”て」
赤がベースで緑が飛び散る。絵描きの見たさいとうさんは、激しくて、自然な人なのかもしれない。
「おもしろいよね。しかし、さいとうさんて赤いんだねえ
「人って色があるわ。私も郷さんを描くなら赤く塗る」

ぼくは…赤か。確かに赤い服も靴もある。見回せばキャビネットも赤い。一番好きな色と言われたら赤だな。 1/fギャラリーの舘野オーナーにも「ごーさんは赤い」と言われた。念のため赤ら顔ではない(笑)。

たぶん人の色は性格や行動にこそ現れる。ぼくは「熱くなる」し、スケベだし(^^)、思いついたらやる派である。直情逆流型人生(笑)脱線もなんのその。ひと言でいえば「赤い生命体」。共産主義者ではない。

人の色を決めるのはDNAなのだろうか?我が父はモモヒキ色だったが、我が母はピーチ色だった。祖母は紫色で祖父はハイカラ色だった。これじゃ参考にならない(笑)育ちだとすると、ロックンロールもアートも、恋に命を捧げるところも赤っぽい。

色の専門家大澤かほるさんによれば色は「光」と「物」と「それを見る人の脳と心」があって始めて表現できる」とおっしゃる。人の色に当てはめてみれば、光とは内側から照らす魂の火の色、物とは身体の肉や骨、肌や毛脛の色か。ジジイにはジジイの色がやっぱりあるのだ。

後半の脳と心とはやっぱり「その人となり」ですね。冷静で閃き型のcherryさんは濃いブルーかしら。待てよ、すると「絵を描く彼らには見える」。ダウン症の人には人の本質がよく見えるのだ。おおこわっ…(笑)


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中