最後まで楽園と向き合う

「今日は都民の日なので、展覧会を無料でご覧いただけます」の書き込みを、上野への電車内で読んだ@Facebook。都民じゃないけどありがとう〜(^^*)行った気になっていた「楽園としての芸術」展に立ち寄った。

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この書き込みは『Atelier Element Present(アトリエ・エレマン・プレザン)』、ダウン症の人に絵を描く場を提供する教室による。そこと『しょうぶ学園』が共同で絵画と造形の展示会を開いている(上野森の東京都美術館 〜10月8日)。実は知人のお子さんが描いているので行かなきゃと思っていたんだけど…

掛け値無しに素晴らしかった。行ってよかった。

知人の子の冬木陽さんの作品はもちろん素晴らしかった。ポスターに採用された作品も良かったし、チラシの裏に印刷された作品(画像下の左)もよかった。どこかの子供が大きな声でタイトルを読み上げていた。

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あおあおあお みずいろみずいろみずいろ

わかったって、大きな声だすな(笑)右側の安澤美里さんの『アニメ』もよかったけれど、安澤さんのは『体育館のステージ』『もようとカラフル』が好き。色のリズムにノックアウトされた。欲しいよこの二つ。

藤本悠介さんの『JR総武線』はアートだ。すごいっ。岡田伸次さんのは絵もいいけどタイトルが傑作だ。『かあちゃんのかみのけがない』笑えないけど笑っちまった(笑)。『部屋もかわって えりもかわった』『関川』『さいとうさん』うーん…なんじゃ?(笑)

アトリエ主宰の人による展示会のボード文も印象的だった。「目指すのが良い場をつくる」「逃げないで最後までゆく、最後まで見る」「なにが本当か知る」そんな一文。

逃げるんじゃない。ありのまま見よ。自分を知ろ。

とかくアートには国境はないというけれど、多くの人の心には境や壁がいっぱいある。「これを評価してバカにされないか」「わかったふりをしていいのか」甚だしきは「市場性がでるのか」引くのは「作家は美大を出ているか」…

そんな世間体がないダウン症だから描けるのだろうか。確かに彼らには遮るものも繕うものもない。ドーンとストレートに描けるのかもしれない。だが彼らなりの葛藤があり、色をぶつけているようでもある。

結局アートとは自分を知り、自分と世界の関係を創るものだ。向き合うチカラがあるからアートなんだ。最後まで向き合おう。自分と、そして大切な人との楽園をつくるために。

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