神様はお客様だけですか?

「お客様は神様です」そうかもしれない。だが神様はお客様だけではない。

水着で街歩き 迷惑? 神戸・須磨』神戸の須磨海岸で、水着で買い物をしたりタクシーに乗る“お客様”がひんしゅくをかっているという記事。砂や水をまき散らし、JRの多目的トイレを着替えスペースにして、地元は困っている。

彼らもお客様なんだからという声もあり、そんなヤツら客じゃないという声もあり。豪州や米州のリゾート地を見ると、両者は溶け込んでいるので、日本では客も売り手も「まだリゾートの達人じゃない」んだなと思った。

その記事のコメントが秀逸だった。引用しよう。

そもそも「お客様は神様」って三波春夫が「演者はお客様に対して神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできない」という「芸」の話での言葉であって、「お客なんだから大事にしろ」という意味で出た言葉ではないんですよね。

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ほほうと思った。ぼくも「お客様は神様」だと思っていた。三波春夫のHPをたどると確かにそのようだ。その言葉が生まれた経緯もこちらでわかる

お客様のために「ケツを蹴られた」痛い体験を思い出した。

学生の頃、ある事情があって銀座の一流クラブでボーイをした。お客様は絶対的な神様でキツい仕事だった。ある客が帰ろうとしてエレベーターに乗った。ぼくはサル顔の店長と並んで見送った。扉が閉まった瞬間、サルにしたたかにケツを蹴られた。つんのめった。そして怒鳴られた。

「頭ってのはな、腰より下まで下げるんだ!」

その時は悔しかったが、ずっと後で合点がいった。ぼくは学生で、頭の下げ方が半端だったのだ。相手が真の神様かどうか別にして、迷いがあってはいけない。どんな仕事でも店にいる時間は店の人であり、相手は客だ。プロであれと。

しっかり「芸」をする店の人も「神様」なのだ。お客もしっかり芸をしなきゃらない。神様同士、協力し合うべしなのだ。

だから神様はあちこちにいる。受付で案内をしたり、電話応対をしたり、レジを打ったり、配達をしている。神様に感謝するなら、店内で荷物を運ぶ神様に通路を譲ろう。不在で受け取れなかった郵便物は、この暑さで再配達は申し訳ないので、郵便局留にしよう。郵便局はすぐ近くなもので〜(^^)

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被災地に寄付をする神様は、見えない所でニッコリしていた(今日のぐるっとブレスレットワークショップにて)


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