フランスパンのルール

「そういえば」と、お昼ご飯を食べ忘れたcherryさんが、夕方近くになってお買い物袋からフランスパンのちぎれたのを出した。「失敗したの、ちょっとあげるね」

写真 1(30)

鯉の餌くらいちょっとだけくれた。彼女のパンは職人レベルであるが、猿もバケットツリーから落ちるらしい。

「どこを失敗したの?」
「ここ」

ひっくり返すと割れ目があった。フランスパンは上面に割れ目=クープを斜めに入れる。入れ方は難しく剃刀で入れる職人もいるとか。彼女の失敗作は割れが少なく、底の割れにもってかれたらしい。フランスパンの折り方を教えてもらうついでに、彼女が語った事実に「おお!」と叫んだ。

フランスパンには規格がある。守らないのはフランスパンと呼べぬというのだ。

サイズや重量、クープの数やその間隔(!)、もちろん素材(小麦や水)まで規格が厳格に決まっているとか。ネットを調べると確かにハハン。たとえばバケットは生地350g、長さ68cm、クープ数は8。バタールは350g、長さ40cm、クープは3。パリジャンやブールなどももちろん定めあり。職人の就業時間も決まっているそうだ。幾つかの情報源に当たったが怪しいのもあるので、真偽はフランス語サイトにあたってね。

それで思い出したのがオレゴン州ポートランドである。ここは「コンパクトシティ」を形成するため、住民が住めるエリアを強制的に決めている。

portland map

経済活性化と自然保護を両立させるため、1979年から30年かけて全米一の魅力的な町に作り替えた。コンパクトつまり「衣食住=20分圏内」に限定。開発可能な地域以外には水もガスもない(導入できない)。水は井戸水を掘って上げるしかない。詳しい記事はこちら。(画像も)

厳しい制限をかけるー自由が無いようにも思えるが、ぼくは正しいと思う。日本の道みたいに、狭くても車がバンバン走れるのは不思議だ。住民パワーで、一度決定した都市計画がねじ曲げられるのは不可解である。

時間をかけて、皆が納得する制限は正しい自由主義なのではないか。

もっともフランスパンの規制は、ナポレオンが長いの短いのが混在するのを嫌がって決めた横暴説もある(^^)。最初は誰かが「えいや!」と決めるもの。だがパンへの横暴はカワイイもんだ。「美味しい!」「自然を守る」「平和維持」のための制限はいい。

いかんのは戦争へのルールだ。日本の現内閣総理大臣は閣議という暗室で「戦う憲法判断」を加えた。それで平和式典にしゃあしゃあと出席する。こんな暴君•暴挙に従えるもんか。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中