女の美しさは瞳の奥に

身辺整理をして出てきた本は、好きな女優を一人あげなさいと言われたら「この人」という本だった。

audrey
40年前の本を後生大事に持つぼくは、案外浮気性じゃない(^^)コトは繋がるもので、Facebookをのぞいていたらオードリー•ヘップバーンの話があった。文筆家Sam Levinsonの詩 “Time Tested Beauty Tips(時を越えた美しさの秘密)” をオードリーは好んだという。詩の最初の3行はこうだ。

魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。

実に良い詩だ(全文はこちらを)。ぼくが一番惹かれた一節はこれ。

女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。

目は心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるから。まさにその通りだ。晩節のオードリーは実に良い顔をしていた。飢えや病気に苦しむ国々の子供達を助けて回ったからだろう。

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ぼくも素晴らしい目をした女性を知っている。彼女はやさしくて広い心の持ち主。弱きを助ける慈悲の行動の主。オードリー顔負けである。その人も美人だけれども、それは目から心の美しさがにじみ出ているからだ。

年をとれば目尻に小じわはできるけれど、それは慈しみを刻んだ証。ほうれいせんが深くなるけれど、それは愛する笑顔をたくさんつくった証。年齢を重ねて綺麗になるのが真の綺麗だ。

目の導火線は続く。整理して埃をはらった文庫本を開くと、短篇があった。

面接に来た女はでかくて野暮ったかった。頭の回転も悪い。目は開いているのかわらかない程とても細い目である。落とした女を社長はアパートに囲った。なぜか?純朴なその女といるとホッとするからだった。だがあるきっかけから愛人宅への社長の足は遠のいた。それは女がある日整形をして細い目でなくなったから…。向田邦子の掌編『だらだら坂』。

愛された女はもっと愛してほしいと願って目を変えた。だが男は好きになった時の女の目を愛していた。女の目を愛するのも男なら壊すのも男なのだ。

男はどうすべきか。肉体だけでなく、女の目の奥にある美しいものこそ愛すべし。そのためには男もまた良い心の入口をもつべし。相方の女の目に負けない目をもてばいい。

…と、ド近視のぼくのアドバイス…(^θ^* オードリーのこの詩の朗読音声を見つけたのでシェア。

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