任天堂のイノベーション・ジレンマ

何事でも成功は並大抵じゃない。それを捨ててもう一度なんて超人ワザである。

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昨夜のASEAN留学生就活教養&リーダー養成講座、テーマは「任天堂を救え!」。3年連続の赤字、売上高はピーク時の1/4…それもこれも3DSもイマイチ、Wii Uに至っては計画の1/3しか売れていない。

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そのワケは「スマフォ」。アラフォーのゲーム世代にスマフォが浸透し、その子供もスマフォを持つ。任天堂の得意とするファミリーゲームはスマフォで十分。ライバルのSONYとMicrosoftは、コアユーザーがターゲットなので、それほど落ちていない。ただゲーム市場自体は2007年頃の半分以下に縮小し、まだそれは続きそう…

このままでいいわけがない。ところが岩田社長は…

スマホ/タブレット向けアプリを提供するが、「マリオ」も「ピカチュウ」も入れない。あくまで任天堂のゲームハードとソフトを買ってもらう。

と決算説明会で発表して皆を落胆させた。そこで演習では「専用ゲーム機とソフト開発にこだわる」「スマフォ版ゲームを出す」「その他の策」を考えよ。3チームに分かれた発表内容はおもしろかった。主なものは…

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1、ウエアラブルゲーム機の開発
→Google眼鏡のようにネットと一体のゲーム機。目•脳波•脈•運動…身に付けて「健康になるゲーム」。発電できたら尚いい。
2、任天堂フォンの開発
→手元資金は8500億円もある。任天堂ゲームと通信ができる携帯電話を開発する。
3、任天堂ランドの開発
→レゴランドのようなテーマパーク。キャラクターの活用ができる。

どれもおもしろいアイデアだが、いずれも無理だろう。なぜなら任天堂にはイノベーション・ジレンマがある。

それはクリステンセン教授の言葉。「過去の成功が大きいほどそれを引きずって守りに入り、新興企業に負ける」 歴史はその繰り返し。

岩田社長は「マイコン時代からのゲームプログラマー」。マリオを始めソフト制作に携わってきた。DSやWiiで大成功もした。その彼は守りに入り、成功体験に囚われていないか?通信やテーマパークなんてできそうにないし…

ここは、世代交代をすべしだと思う。

彼は2000年に山内前社長がベンチャー企業からスカウトし、2年後に社長にした人材である。今度は岩田さんが異能の若者をスカウトする番だ。そして早期に社長に任命する。それが任天堂のジレンマの解だと思う。

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