なぜ暴走族は減ったのか?

暴走族:激減 都内ピーク1980年の1/50』。オートバイの音が何よりも嫌いなぼくにはこれは朗報。だがそのウラに人間の弱さ、国の衰退も嗅ぎ取った。

暴走族が激減している。東京都内の場合、ピークだった1980年には5379人だったが、今年1月に警視庁が把握したのは50分の1の119人。グループ内での厳しい上下関係が若者に敬遠されるようになったことに加え、長引く不景気でオートバイの改造などにかける金が不足しているのも減少に拍車をかけたとみられる。引用元=mainichi.jp

なめニェコ、懐かしい。80年代前半のピーク時には4万人を越えた族は、2000年を境に劇的に減少。確かに最近とんとご無沙汰してる。

【暴走族との遭遇】
ぼくの暴走族との遭遇は忘れもしない免許を取り立ての頃、初めて高速道路を走った時だ。中央だったか東名だったか、ヤツらに絡まれた。左右に暴走族のサンドウィッチ。ニッチモサッチもゆかない。普通なら冷や汗たら〜り…だろうが、こっちは免許初心者かつ高速初体験で、とっくに汗をかきまくっていた(笑)。

高速道路をまっすぐ巡航がむつかして、だんだん左寄りになった。すると左側で二人乗りをしていた族が、ぼくの幅寄せに怯えたのだ(笑)。高速の壁とぼくの左寄せに「もうこっち寄るな!」みたいな必死の形相をして、スピードを上げて走りさった。

しかしなんでこうも激減したのだろう?

【なぜ激減したのだろう?】
お金がない、パソコンやゲームにうつつをぬかす、点数の厳罰化…などが記事に挙げられている。ぼくなりに考えてみた。

まず若い世代がクルマも二輪車も買わなくなった。お金がなくて買えないとも言えるし、走ることにロマンを感じなくなったとも言える。

グラフは最近5年間の「年齢層別の自動車の保有数推移」。特に30歳未満(エンジ色)が激減しているのがわかる。

さらに二輪車の保有数のグラフでは市場飽和がわかる。中古2輪販売は薄い緑色で、需要が新車がから中古車に移っていることもわかる。さらに保有者の平均年齢が40代になっているという。丸くなる年頃なのである。

角度を変えてみよう。「自殺者数の推移」では、暴走族が減りだした90年代後半からぐっと増えて高止まりしている。年齢層別には20代は横ばいだが、80〜90年代に暴走族だった世代、今40代前後の自殺は増えている。さらに「ひきこもり」も90年代から増えたと言われる。

【仮説】
なぜ暴走族が減ったかの仮説。元族は年を取って丸くなり、中古車でゆったり走りだした。社会に二輪車で反抗するよりウチにこもり、あるいは自殺する。若者は二輪車も買えないので暴走の伝統の後継者が育成できない。

世相から見て80年代までは若者は反抗していた。ぼくだって反抗していた。たくさん放浪した。だが不景気になった90年代後半以降、若者は大人しくなった。社会人じみてきた。国の勢いがなくなり、経済の退潮と大人しくなったのと、暴走族の減少は相関している思う。

うるさいヤツらがいないのは歓迎だが、ある意味で寂しい時代なのである。

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