ボブが損(ソン)をするジーンズ。


ボブとはアメリカ、日本発のジーンズでジーンズ大国に角を突こう、そんなジーンズブランドのボブソン民事再生法適用申請

ボブソンは元々1948年創業の岡山県の会社であり、2005年5月期には年間売上高として約128億円を計上していた。しかしその後、”ファストファッション”と呼ばれる激安ジーンズの登場により価格競争が激化。販売不振に陥り、2009年にマイルストーンターンアラウンドマネジメント社出資による新生ボブソンに事業譲渡が行われ、「BOBSON」ブランドの再建が進められていた。引用元

残されたボブソンブランドで再生を図ったが、直近では僅か10億円の売上高。2011年シーズンはモードとカジュアルをテーマに、ジーンズ以外のジャンル(Bobson Golf等)でも起死回生を狙っていた。4月1日にはWebsiteも刷新した。だが売上回復せず、となった。


【ボブソンあれこれ】
メジャーブランドとしては後発の1970年からジーンズ参入(前身の山尾被服工業は1950年創業)。ボブソンブランドは翌71年からのスタート。ぼくはまだ小学生だった。

その後服に目覚めたぼくの中で、ボブソンは高品質で独自路線というイメージがあった。まっすぐなエドウィンとも違うし、国粋のビッグジョンとも、ベタなロゴのリーとも、もちろんアメリカンばりばりのリーバイスとも違う。シルエットが革新的だったボブソンはジーンズのベンチャーだった。


ボブソンといえばラッパズボン=ベルボトム『R550』が有名。昭和丸出しだ(笑)。さらに素材でも“柔らかいジーンズ”も開発した。調べるとレーヨンと綿の混紡で、ジーンズ=硬い=履きにくいを覆す商品化だった。岡山の国産メーカーだからできた革新だった。

ラベルもよかった。ラベルはブランドの原形であり作り手の自己主張でもある。ちょっとヨレていたり縫い目がとんでいるのがいい。「縫いあげたぜ、さあ履けよ」ボブソンのラベルデザインの挑みかかってくる雰囲気がよかった。


ぼくのボブソンの思い出をひとつ。ボブソンの“フレアー”なジーンズはお気に入りだった。それを履いて足元を赤いコンバースで決めると、もう気分はハイドパークで歌うミック・ジャガーだった。どんな気分かわからんって?一応画像を上げておく。


【あえて昭和で再生を!】
正直を言えば、ボブソン=昭和という雰囲気もなきしもあらず。でもビンテージ・オンリーブランドにしないためにも、ファストファッションを捨て、シルエットや品質にこだわるボブソンをジーンズメイトで選びたい。おっとそこも昭和だ(笑)。

でも中途半端に昭和から抜け出すより、ドップリ昭和しちゃっていい。なぜなら震災後の今、もう一度焼け野原から戦おうという昭和の気概が求められているのだ。国産が生き残るためには、品質と革新性で“角を出す”しかないのだ。

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