iPadは終わったのか?いいえ、でも・・・

今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”へのリードとこぼれ話です。


郷好文の“うふふ”マーケティング:iPadは終わったのか? いやこれからが本番だ
一時の熱狂がおさまり、販売台数も減少しつつあるiPad。しかし、iPadが提示した社会や仕事のスタイルには極めて意義深いものがあると筆者は主張。そのスタイルの未来について分析する。続きはこちら


17種類の「一万円ぽっきりiPad活用法」のカード。そんなの作って何やってんの?と言われたけど、正直に「iPadを活用しきれていないわ」と言う方々からは「いいね!」と言われた。よかった。カードを作ったワケは、iPadをコンセプチャルに説明するより、使用シーンから説明したかった。こちらから17種類、すべてダウンロードできます

しかしまあ、「iPadコンピューティングのスタイルの多様さ」思い知った。

・キッチンで立ちながらレシピチェック
・2〜3人で額を寄せ合って企画づくり
・トイレでゆっくり朝刊見出し読み
・子供と並んで絵本を読んであげる
・ベッドの上でうつらうつらおやすみなさい

などなど。これだけ人によって、シーンによって違うコンピュータは存在しなかった。この多様性が、iPadの使い方が見えない理由のひとつでもある。

【使用シーンを上手に伝えることの大切さ】
さてノートPCの起源といえば、1989年東芝ダイナブックJ-3100。同機が発売のCMで、鈴木亜久里は走っていた。あの重いマシン(2.7kg!)を抱えてひたすら階段を駆け上った。CM動画はこちら

3.5インチフロッピーディスク(FD)を内蔵、厚さ44mm、重さ2.7kg。重かったけれど走ったのは、「颯爽と頭脳を持ち歩こうそういうメッセージを伝えるためだ。現実には、鞄にFDを何枚も持ち歩き、カシャカシャ出し入れするコンピューティングだったけれどね。


んなシーンでどう使うか。ターゲット層にいかにイメージ喚起するか。ダイナブックはそのイメージづくりが実に巧みだった。ヒットの大きな要素だ。

【iPadは提案不足】
それに比べてiPadは「使用イメージアピールが足りない」のではないか?


ジョブスが登壇して「ほらごらん、魔法が始まる」と言って、まるでシルクハットから鳩を出すようにiPadを説明した。観客はみんな「おおっ」とどよめいて、殺到して買いに行った。もちろん鳩は出て来たが、その後の手品の手順までは教えてくれない。

ユーザーコミュニティが、ハードやソフトを育てる環境づくりはAppleの常套手段だが、それはマニアやアーリーアダプター(飛びつく人)には当てはまる。だが需要一巡後、マジョリティ(大衆)にはどうか。もう少し親切に使いかた提案しないとわかってくれない。

さらにキラーアプリが少ない。定番evernote、便利なDropboxやGoodReader、さすがのinstapaper、どれも素晴しい。だけどiPadの真の特性=コンテンツ創造・ひとこと言わせて・読みの一体化)を実装したのは、まだFlipboardくらいなのだ。

→訂正&追記!“Aweditorium”は素晴らしい音楽アプリだ。これも凄くiPadらしい。

このあたりが「iPad、終わった」という声のワケ。ぼくはOSアップグレードでまた便利になったiPad、もっと使いこなそうと思うけれどね。

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iPadは終わったのか? いやこれからが本番だ

(ビジネスメディア誠)

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