やっぱりだめ! iTunes Ping

何が変わったのか、さっそくやってみた。Pingである。

とりあえず大勢の人が使い始めてはみたものの、数日後にはアクティブストリームの動きもほとんどなくなってしまう事態となった。もちろんそうなる理由があってのことだ。Apple版ソーシャルネットワークの Pingは、ソーシャルの肝である情報共有が行ないにくいという欠点があったのだ。引用元TechCrunch

まったくYes!。前に「こんなつまらんSNSは始めて」とブログにも書いた。検索しても「おすすめ」のグループ/シンガーしかヒットしない。情報共有しようという意欲がわかない作り。ぼくも一回こっきりでやめた。ところがTechCrunchの記事では、このiTunes 10.0.1のアップデートで“何千倍か”使い勝手がよくなったとある。ほんと?

iTunesを起動してみよう。お!自分のライブラリの曲に、“Ping”のプルダウンボタンがある。それも「1曲1曲にある」。これが最大のアップデート。

Rolling Stonesの最高傑作『Exile On Main St』の中の未発表曲だった『Plundered my soul』。そのPingボタンを押すとこうなる。「いいね!」「投稿…」がSNS機能だ。


アーティストプロフィールはアルバム集みたいなページにとぶ。右側にも“Ping Bar”なるエリアが表示されるようになった。そこからもSNSできる。


実際やってみたのが次の画像。お奨めのコメントを入れて投稿する。それで曲ごとに誰かとつながという仕組みだ。

ここはよく出来ている。そのアーティストのファンであればあるほど、マニアックだから好きな曲も大ヒット曲以外の渋めの曲もチョイスするだろう。その点ではこの“曲Ping”はgoodです。TechCrunchが褒めるのもわかる。

だが「曲を買わせよう」という仕掛け(iTunes storeで表示以下)が見え見えで、そこが好きになれない。SNSは商店街じゃない。そして大いなる疑問はこうだ。

なぜ“曲Ping”があるのに、“アルバムPing”がないの?

どっかに隠れているのだろうか?左下のアルバムジャケット画像をクリックしても、大きくなるだけ。あるとしても探せなかった。

この画像のYA’S Out!ライブアルバム(ストーンズ)には、語り尽くせない伝説がある。それが語れないのはおかしい。ましてライブなら「ある曲」よりも「全体の出来」でしょう。アルバムやその制作年の活動やイベント、ツアーの出来、当時の構成メンバーという語り口(スレ)から、語りは深まるものだと思う。

ところが今のPingは「曲かアーティストか」の切り口。1曲ずつ販売して儲けるiTunesという思想そのものを感じるのはぼくだけか?

【3つのファン層】
音楽SNSが成立する条件は「3つのファン層」の存在がある。

第一層<リスナー層> 初心者/ルーキー
第二層<ファン層> 追っかけ
第三層<フェチ層> 信者(アーティストは人生の一部)

SNSでは、フェチがリスナー層にやさしく「教えをたれる」もあり、リスナーがフェチに「教えを乞う」もあり、ファンがフェチの世界をそっとのぞいてビビる(笑)こともある。そういうコミュでないと、深まらないしおもしろくない。

Pingは「語れ、そして買え」って感じ。管理人がトピをコントロールするミクシィの方が何十倍も出来がいい。今日の時点の結論。Pingはまだまだダメ

■■外部媒体執筆実績■■■■■■■■■■■■■■■■■

ビジネスメディア誠 執筆実績
プリバリイン 執筆実績

■■最新エッセイ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ローソンが農園の経営に――“誠実短小”の生鮮物流への挑戦
(ビジネスメディア誠)

■■ことばのデザイナー■■■■■■■■■■■
あなたの書く自叙伝を「読まれるもの」にするご支援
クリエイターインタビュー、ポートフォリオの添削ご支援
ネットショップ向け 商品物語を綴れるワークショップ

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中