道路をまたぐ中国のバスに感じたこと。

このバスのデザインにはびっくりした。

車も道路も“またいじゃおう”という中国人のバスのアイデア。これはトンネルの中ではない。バスの内股だ。


【道路をまたぐバス】

A Chinese company is looking to build buses so big cars can drive right under them, which will ease congestion. The company is serious about it, too. 引用元 (ある中国企業はすっげえ大きなバスを造って、その下に車をパスさせて、交通渋滞を緩和させるプランを提示した。その会社はマジに考えているようだ。)


う〜ん、こりゃ何て言えばいいのか。ショートバージョンのプレゼンテーション動画を観て下さい(3分弱)。

Shenzhen Hashi Future Parking Equipment Co., Ltdによると概要はこうだ

1)幅6.0m、高さ4.0〜4.5mのバスに、乗客は2階にのみ乗降できる。
2)ソーラーパワーの電気モーター駆動、最高速度60km/h。
3)1,200〜1,400人の乗客を輸送。
4)車両価格+40kmの道路整備に5億元(65億円)(地下鉄の1/10)
5)交通渋滞を最大8割削減。
6)緊急脱出口は2F部分から滑り台方式で脱出。


いかにも大国らしい大風呂敷(笑)。だがいくつか疑問も残る。

くぐれない大型トラックはどうするのか?(後方シグナル/レーダーで回避しろと教える)
くぐれないトラックが前に停車していたらどうするのか?(教えてどかすらしい)
カーブは大丈夫なのか?曲がれるのか?(動画では大丈夫だが…)
大雨や強風でも大丈夫なのか?(運航中止にすりゃいいだけだが)

【思うことあれど】
この記事は数日前に流れて、ネットを大賑わいさせている。賛成、反対、すごい、あほな、までバラエティに富んだ意見が飛び交う。意見が飛び交うかうのは、デザインが奇抜なだけでなく、バスが身近だし、良いところ・悪いところを背負って走っているからだろう。


わたしも感じたことを書いてみたい。

<国の成長段階による>
これからも経済成長が見込める中国なのだから、バスという小手先な改革ではなく、道路を再整備する、地下鉄を造る方が先決だと思う。中国のような強権発動国家なら、今の道路体系をちゃらにできそう。いずれにせよ「どこから再スタートするか」が交通網の再整備には重要な視点だと思う。でないと、スン切れの環状線の上に首都高を走らせる東京の愚を繰り返すことになる。

<都市の発達段階による>
では日本でどうなのか?と考えると、地下鉄の発達する日本の都心では、“バス=街中を小回り”がメリットである。老人を安全に目的地近くに運ぶニーズはあっても、大量輸送ニーズはない。つまり必要な交通手段とは、都市の発達段階で変わるものなのである。

<目には目、ルールにはルール>
バスレーン設置、時間帯別走行許可など、とかく狭い東京ではルールがたくさんある。端的な例は「自転車はどこを走るか?」人によってかなりマチマチ。ルールにルールを重ねていては、何だかわからなくなる。「自らルールをつくる」中国の違法駐車はすごい。引用元


自分でダミー・パーキングスペースを作って、何気なく駐車しちゃう女性」は話題になった。

<その時の立場によって感想がちがうのが公共交通>
自動車に乗っていれば、自転車やバスは邪魔。バスに乗っていると自家用車はムダだと思う。自転車で車道を走ると、バスは幅広いし停留所で止まるから要注意。歩行者になると一時停車線で停車しない車の多さにヘキエキし、やかましいバイクは張り倒したくなる。こう思うのも狭いニッポンだからだろう。

大陸の考えはでっかい。車があればまたぐ。走れるように車はどかせる。国によってもちがうんだなあ。今日は以上です。

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